【岩崎城】

愛知県 岩崎城 あいちけん いわさきじょう
■岩崎城祉公園・岩崎城歴史記念館=無料
開館時間=9時〜17時(入館は16時半)
休館日=毎週月曜・祝日(月曜の場合翌日)
      年末年始
駐車場=無料           (2007.2.10現在)
住所=日進市岩崎町市場67番地
東名高速道路 本郷I.Cから県道59号を南下、 そのまま走っていると途中交差点 極楽で219号に 変わる。信号 大針を過ぎて、次の交差点 梅森坂を 左折。県道217号をず〜っと走っていくと、 県道57号と交わる岩崎交差点を左折。岩崎城北信号を右折して、 突き当りを右折すると、突き当りが駐車場になる。

岩崎城
岩崎城は、室町時代の平山城である。 織田信秀(信長の父)により享禄年間(1528〜1531)に築城され、 その後、徳川(松平)方に奪われた後、天文7年(1538)丹羽氏氏清が 本郷城から移ったと言われ、以後、氏識・氏勝・氏次の4代に 渉って慶長5年(1600)関ヶ原の合戦の戦功により三河伊保 (豊田市猿投町大字上伊保)に一万石の小名として転封されるまでの 62年間居城した。 天正12年(1584)小牧・長久手の戦いの際に、織田信雄・徳川家康連合軍の 後方攪乱を狙った豊臣秀吉方の先鋒池田恒興隊を阻止して、 城代丹羽氏重(傍示本城主)以下300余名が討ち死したことが 織田・徳川軍を勝利に導いたと伝えられている。 城郭は、本丸、二の丸、東・西曲輪及びそれらを取り囲む 堀や土塁等がよく遺存しており、昭和59〜61年度までの 発掘調査の結果貴重な資料が多数出土した。(案内板より)
案内板 (写真をクリック→拡大) 駐車場(北の曲輪) 二の丸土塁
駐車場から歩いていくと、二の丸の土塁がズズ〜イと続く(^^)それにしても、車と人の数が合わないような…。
二の丸庭園 勘助の井&水琴窟(すいきんくつ)
名古屋城三の丸庭園を参考にし、日進市の形を表現したもの。 本来は庭園ではなく、馬出(城の入口を守り、 兵の出入を確保する為の施設)とも考えられており、 周囲には敵の侵入を防ぐ為に築かれた土塁が巡らされている。 (案内板より) 手水鉢や、つくばい近くに釣り鐘状のかめを 伏せて地中に埋め込み、中を空洞にしておき、かめの底に開けた 小さな穴から水を落とすと、水滴の音が反響して妙音を出す仕掛け。 水琴窟と呼ばれるようになったのは定説はないが、その音色が 琴と似ている事から名付けられており、江戸時代中期に排水技術の 一つとして考案されたと言われている。ここの水琴窟は、手水鉢の 前に2つの常滑焼のかめを伏せた物で、それぞれ異なった2つの音色を 楽しめる珍しい物。 (案内板より)
土橋跡 土橋から本丸と二の丸の間の堀(東&西)
岩崎城は丘陵の突端部に立地し、空掘(箱掘) によりいくつかの郭に区画されている。現在 この橋のかかっている部分には本丸と二の丸を 連絡する唯一の土橋が築かれていた。 (案内板より)
櫓台 隅櫓跡 岩崎城歴史記念館
ここは、岩崎城跡の中で最も高い場所(標高66.28m)である。 ここから一望すれば、城の周囲の様子がわかり、 敵から城を守るのに役立った。この部分は、発掘調査の結果、 版築という工法で人為的に盛土(高さ5.5m)されている ことがわかった。なお、「岩崎村古城絵図」には 「櫓台」と記載され、また城跡のことを人々は「オテンシ」 と呼んでいた。(案内板より) 建物の遺構の中で、唯一礎石を有した建物が、本丸東南の張り出し 部分に発見された。礎石が一間(約181cm)間隔に配置され、 四間×四間の建物であったことがわかる。調査後、すべての 遺構は埋め戻されているがここに礎石の様子を復元している。 周辺には貝塚、製鉄炉、柵等の跡が検出されている。 (案内板より)
本丸と西の曲輪間の堀 西の曲輪の土塁 空堀(二の丸と本丸)
高さのある土塁の空堀の道(左の写真)を歩く。この空堀は、二の丸へと続いている(^^)
岩崎城跡入口 櫓門
櫓門をくぐって外へ歩いていくと、岩崎城跡入口の石碑がある(^^)

■岩崎城…2007.2.10記
前回は、なぜか裏からしか見ていないので、今回は表を見に来た(^^) って、絶対、表がいいっ!時折、雲間から日差しが射して、いい感じに 写せたし、2度目は大満足の散策だった♪そういえば、前回のアクセスは 岩崎交差点から大変だったけど、今回は信号&右折車線があって、Uターンせずとも楽々で 行くことが出来た(^^)
■岩崎城…2004.9.18記
交差点 岩崎からが大変だった。SSの手前の道に入ろうとも、分離帯が あるので右折出来ない。仕方ないので少しして、Uターンして入った。 天守に入ったけど、入口の受付がず〜っと使われていないのかな? という様な古びた感じだった。天守閣の外に出るガラス戸に、カギを閉め てくださいとか書いてあって、お客さんに任せているんだな〜と。 そこは下の受付の雰囲気とは違って、明るく、岩崎城のきれいな写真などが 飾ってあった。外の景色も風も気持ちよかったな(^^)水琴窟は、 清洲城にもあったけど、同じくキーンときれいな音が聞けた♪

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