トロとまったり・tripのページ(川永田一里塚)

愛媛県 川永田一里塚

えひめけん かわながたいちりづか

■川永田一里塚=見学自由
駐車場=駐車スペース

2015/7/3現在

住所=西宇和郡伊方町川永田
中浦側から川永田へ西へ進んだ場合、海沿いの道から内陸部へ進み、 左側の伊方町消防団第3分団3部の所の三叉路にある。 東へ進む場合、稲月酒店を過ぎた三叉路にある。

川永田一里塚

江戸時代、主要な街道に沿って一里(約4km)ごとに植えられていた一里松の跡地。 宇和島領では2代伊達宗利の命で延宝元年(1673)に黒松が植えられたとされており、 本松もその頃に植えられたと考えられる。 この場所は、もと海岸沿いの街道だったが、埋め立てられて、現在は川永田地区の内陸部となっている。 一里松の存在は、当時の主要な交通路を知る上でも貴重である。 松は戦後も健在で、昭和41年(1966)に「一里松」として町の天然記念物に指定されていたが、 マツクイムシの被害を受けて、昭和53年(1978)に枯死、同年史跡として「一里塚」の名前に変更された。 しかし、現在も骨化した状態で残る大きな切り株は、往時の面影を堂々と伝えている。 (伊方町教育委員会・伊方町文化財保護審議会の案内板より・古写真も)

【左】ありし日の一里松(昭和41年頃)。
【真ん中】他にもいろいろな碑が置かれていた。
【右】道路にいたカエル♪

川永田一里塚 2015.7.3記

松の切り株の存在感が凄くて、いかに大きな松だったかが分かる(^^) それにしても、ここが海岸沿いの街道だったというから驚き。 今昔を知ると興味深くて、来て良かったと思う。ちなみに、道が狭いので注意。

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