トロとまったり・tripのページ(九州鉄道記念館・門司港レトロ)

福岡県 九州鉄道記念館

ふくおかけん きゅうしゅうてつどうきねんかん

■九州鉄道記念館=300円
開館時間=9時〜17時まで(入館は16時半)
休館日=1月(第2水・木曜)3・6・9月(第2水曜)
駐車場=有料(九州鉄道記念館の横にあり)
(左)2015/1/1の撮影。雪まじり…。

2005/8/15現在

住所=北九州門司区清滝2-3-29
関門自動車道門司ICから県道25号を門司港方面へ。 その後、国道3号へ進み、山口銀行を過ぎ、右にある。 この時は、逆方向からのアクセス&朝早かったので、交通量も少なく、記念館が左にあった為、 駐車場にも難なく止める事が出来たが、普通はこの国道3号は交通量が多いので、 入れるかどうか…。(中央分離帯があったかどうか、覚えていないので、もしかしたら、入れないかも?)

旧九州鉄道本社屋

1888年(明治21年)九州最初の鉄道会社として「九州鉄道会社」が設立された。 この会社は1889年(明治22年)に博多〜千歳川仮停車場間の営業を開始し、 1891年(明治24年)に門司(現在の門司港駅)〜高瀬(玉名駅)を開業した時点でここを起点と定め、 ここから九州各地への鉄道網を形成した。当初は博多に仮本社を置いていたが、 門司駅の開業と同時の本社として建てられたのがこの建物である。 以後、鉄道院、鉄道省、日本国有鉄道、九州旅客鉄道株式会社などと名前は変わったが、 一貫して鉄道の中枢機能を担う建物として使われてきた。 門司港レトロ地区で保存されている建物の中でも、古いもののひとつである。(案内板より)

59634

建物の色が反射して、きれいな黒が赤っぽい(^^;) それにしても、数字を見てもひらめかなかったけど、 説明板の「ごくろうさんよ」とは!!なるほど(笑)

9600型は初の国産貨物機関車で770両が作られた。 その活躍の場は九州全域に及び、キュウロクの愛称で親しまれた。 特徴は動輪上にボイラーがあるため、車体高が高い事である。 この機関車は昭和49年に米坂線から後藤寺機関区に転属してきた。 遠くやって来た機関車はその番号から「ごくろうさんよ」とファンの間では呼ばれていた。 筑豊地区で働いたのは1年足らずだったが、北九州地区最後の蒸気機関車の1両となっている。 (製造初年:1913年//製作社等:川崎)(案内板より)

C591

いや〜、やっぱり、機関車っていいな〜。どっしりして、迫力あって(^^)

東海道、山陽本線の主力機関車として誕生。昭和31年に門司に配属され、昭和37年には熊本に転属。 この年に誕生した熊本発の特急「みずほ」も牽引している。 昭和40年の熊本電化が完成した時点で、本線用で軸重が重く転属先が無い事から廃車となった。 同型の9両は解体されたが、この車輌は準鉄道記念物として小倉工場で展示保管されていた。 廃車までに地球62周分を走行している。(製造初年:1941年//製作社等:汽車会社)(案内板より)

EF10 35

昭和17年の関門トンネル開通時にこの区間だけが孤立した電化区間となり、 トンネル専用のEF10型直流電気機関車が配置され、下関と門司で機関車が付け替えられた。 昭和36年に九州側が交流2万ボルト、本州側が直流1千5百ボルトの電化となり、 交直両用機関車に役目を譲ることになった。この機関車はその後、本州各地で昭和54年まで使用され、 引退後は門司大里公園で保存されていた。(製造初年:1941年//製作社等:汽車会社、東芝)(案内板より)

ED72 1

北九州電化で使用する交流電気機関車として登場。 暖房用ボイラーを載せている為、車長が長く中央に動力の伝わらない中間台車があるのが特徴。 暖房が蒸気から電気に変わり、ボイラーも不要となったため、旅客用に限定する必要もなくなり晩年は貨物列車にも使用されていた。 この車両は試作機関車で他の同型機とは若干趣が異なっているが、 九州初の交流電気機関車として北九州市門司区の老松公園に保存されていた。(製造初年:1961年//製作社等:東芝)(案内板より)

キハ07 41

戦前の代表的な機械式(クラッチで変速する方式)気動車で、連結運転の時は双方の運転士が合図しながら走っていた。 昭和27年にガソリンエンジンをディーゼルエンジンに変更。この車両は昭和32年に豊後森機関区に配置され、 宮原線で使用された。昭和44年に引退となり、豊後森機関区や大分運転所で大切に保管されていた。 戦前に製造された同形車で原形を保っているのはこの車両だけである。(製造初年:1937年//製作社等:日本車両)(案内板より)

車内は板張りだったんだな〜。背もたれの木がやたらと印象深い感じ。

クハ481-603

昭和33年に登場した電車特急「こだま」型の発展型で、熊本電化にあわせて誕生したのが交流・直流の両方で運転できる481系。 この車両は昭和44年にクロ481-5として誕生、東北地方で活躍していたが、昭和58年に鹿児島車両所に配属となり、 普通座席車へ改造されてクハ481-603と番号が変わった。九州では特急「にちりん」、「かもめ」 「有明」として使用された後、平成9年以降は小倉工場で保存されていた。(製造初年:1969年//製作社等:日本車両)(案内板より)

クハネ581-8

世界初の寝台電車特急「月光」としてデビュー。昼間は座席特急として昼も夜も運転できる便利な特急用車両。 昭和45年には仲間も増え「つばめ」、「はと」などの関西・九州間特急に使用された。 昭和59年に小倉工場で普通電車に改造され交流電車715系(クハ7151)として生まれ変わり、 おもに長崎、佐世保線で平成12年まで活躍した。廃車後は登場当時の特急塗装に戻され小倉工場に保存されていた。 (製造初年:1967年//製作社等:日立製作所・日本車輌)(案内板より)

中は光が射して、すっきりとしたブルーが映えてきれい。外観も格好いい(^^)

セラ1239

九州の石炭車の歴史は九州鉄道が開業時にドイツから7トン積み15両を輸入した事に始まる。 その後、国産車も加わり石炭全盛期の昭和34年には全国で8000両を超えている。 これらの多くは九州で使われ、50両以上も連結された石炭専用貨物列車が筑豊地区を中心に走っていた。 この車両は17トン積のホッパ車で石炭専用の底開式になっている。(案内板より)

セラ1239から
裏は門司港駅
ミニ鉄道公園

【左】向こうから電車が(笑)
【右】885系かもめ。とっても遅くて、写すのにじ〜っと待ってなくてはならない(笑)

九州の鉄道大パノラマ
ヘッドマーク
「つばめ」コーナー

それぞれのヘッドマーク、味わいがある(^^)

「つばめ」のヘッドマーク・・・なにげに、かわいい。

模型

【左】つばめの模型。
【真ん中&右】鉄道模型。こんな風にディスプレイされると、とっても素敵。 もし家にあったなら、絶対におもちゃになってしまうんだろうけど(笑)

記念切符 // 室内

【左&真ん中】いろいろあって面白い。
【右】室内は近代的な雰囲気。

駅弁 // 明治時代の客車

【左&真ん中】駅弁って、昔から特徴あったんだなぁ(^^)見てて楽しい。
【右】2階から。駅弁を売ってるシーン。

九州鉄道記念館 2005.8.15記

九州鉄道記念館横の、コインパーキングに開場前に着いてしまい、微妙な待ちに(笑) 9時ジャストに動き出し、ふと後ろを見ると、同じ様に車が並んでた。9時から開館なら、 9時前には開くようにすればいいのに〜なんて思ったりしたけど、こういう所は、 電車で来るんだね(笑)そうか、そうか。ところで、電車マニアでは無いのだけど、 展示車両も室内もとても楽しめた。あんなに近くで接する事は無いし、昔の展示物も面白かったし。 昔、前を車で走っていた時は、赤煉瓦の古びた建物くらいだったのに、印象変わった。

▲上へ戻る