トロとまったり・tripのページ(門司赤煉瓦プレイス)

福岡県 門司赤煉瓦プレイス

ふくおかけん もじあかれんがぷれいす

■門司赤煉瓦プレイス
観覧料金=各建物別
駐車場=付近の有料駐車場
※このページでは、2008/1/1の写真も使用しています(表記あり)。

2015/7/6現在

住所=北九州市門司区大里本町
国道199号沿いの門司駅付近。

門司赤煉瓦プレイス

【左】門司赤煉瓦プレイスのプレートと有料駐車場。
【真ん中&右】「絵になるまち。」と「まちは、開かれている。」という題で、 わたせせいぞうのイラストと文が書かれた案内板が設置されていた。 わたせせいぞうさんは、北九州市小倉育ちなんだそう。

旧サッポロビール醸造棟

大正2年(1913)築 国登録有形文化財。 帝国麦酒門司工場創業時より87年間、実際に麦酒を造り続けてきた工場である。 外部は、赤煉瓦の化粧積み(イギリス積)で隣接する事務所棟とコントラストを生み出している。 内部は鉱滓煉瓦積みとなっており、重量のある機械を設置する必要から煉瓦アーチ床、三連アーチの壁、 鋳鉄製の補強柱など当時の構造補強の工夫が見られる。また、戦前の貴重なドイツ製の機械が残されている。 現在は、門司赤煉瓦プレイスのシンボルとして外観保存されている。(案内板より)

【左上】HPを作り直していたら写真を紛失したことに気付いた。ショック〜(TへT)(2008/1/1撮影)
【左&右】マンションや家が建っていないから、凄くよく見えていた(2008/1/1撮影)

赤煉瓦写真館(旧サッポロビール九州工場組合棟)

大正6年(1917)築 国登録有形文化財。 大正6年の建物で工場拡張による受変電設備のための上屋として建設されたといわれており、 その後、労働組合の事務所として利用されていた建物である。外部は、赤煉瓦積みで半円アーチの欄間付き窓に要石、 窓台に花崗岩が使用され、軒蛇腹の下にも色違い装飾が施されており、単なる工場上屋を越えた質が感じられる造りとなっている。 現在は、赤煉瓦の内・外観と周囲のロケーションを活かした写真館として、 婚礼写真・七五三・成人式などの一般撮影からモデル撮影、コマーシャル用の撮影まで行っている。(案内板より)

赤煉瓦物産館から赤煉瓦写真館に変わっていた。
【左上&左】マンションや家が建っていない頃。(2008/1/1撮影)

北九州市門司麦酒煉瓦館(旧サッポロビール九州工場事務所棟)

大正2年(1913)築 国登録有形文化財。 帝国麦酒門司工場創業時より本事務所として使用された建物で、その当時の姿を今も留めている。 建物は、化粧積(小口積)された鉱滓煉瓦造で、屋根回りの装飾まで徹底して鉱滓煉瓦が使用されている。 鉱滓煉瓦を使用した建物は、国内に現存例が少なく、左右対称の垂直性が強調されたデザインは、 ドイツ・ゴシック様式と呼ばれており、独特の雰囲気を醸し出している。 内部にも当時の姿が比較的良く保存されており、鉄製グリルの付いた玄関扉、 漆喰塗りよりも細工の細かい金属板天井、大理石・タイル・鋳物で作られた暖炉、 あるいはビールブランドの「桜」を彫刻した手摺の親柱などかつて建物にかけられた情熱が感じられる。 現在は、麦酒を造り続けてきた歴史や、製造課程を学べる博物館として生まれ変わった。(案内板より)

【左】凄く迫力がある(^^)タルの「麦酒レンガ館」(2008/1/1撮影)が置かれていなかった。今は無いのかな?
【右】(切り取り加工)写真の紛失が怖いので、大きい写真も作っておく(^^;)(2008/1/1撮影)

【左&右】この時は、ゴーストタウンの様なうら寂しい雰囲気で、少し怖かった。(2008/1/1撮影)

【左】窓に紙が貼られていない時の物を。(2008/1/1撮影)
【真ん中】玄関に向かって左側。
【右】裏側。道路側から見るのを忘れた…。

赤煉瓦交流館(旧サッポロビール九州工場倉庫)

【左】長崎番所跡の碑が立つ。
【右】この建物の右横の建物前に、豊前大里宿跡の碑が立つ。

大正2年(1913)築 国登録有形文化財。 この場所は、建設当時、関門海峡に面しており、海岸には材料・製品搬出入用の桟橋がつくられていた。 この桟橋から陸揚げされた大麦・ホップなどの原料を保存していた建物がこの二連の煉瓦造り倉庫である。 当時は、このような煉瓦倉庫が海岸線に沿って、いくつも建てられていた。 醸造棟と同じく、外部は赤煉瓦化粧積(イギリス積)で内部を鉱滓煉瓦積とした構造でつくられている。 建物の内部に赤煉瓦積があるのは、二棟の建物が別々の時期に建設された痕跡と認められている。 旧長崎街道に妻面を向け、装飾の施された2つの破風が外観を特徴づけている。 円形の換気口の周りには十字型の色違いの花崗岩が配置され、外側を大きな円で囲み、 さらに妻面の三角形と連担した煉瓦による線装飾が施されている。 また、軒行き方向の蛇腹の上にパラペットが立ち上がっており、堂々とした風貌を与えている。 現在は、元倉庫という構造的特性を生かした大空間として音楽イベントや各種会合など市民のコミュニティスペースとして親しまれている。 (案内板より)

門司赤煉瓦プレイスの近辺

【左】門司赤煉瓦プレイスの南西。
【真ん中】門司駅と戸ノ上山(駅の奥に見える山)。
【右】以前と違って、高層マンションが凄く建っていて、雰囲気がガラリと変わってしまった。

門司赤煉瓦プレイス 2015.7.6記

久しぶりに訪れてみたら、マンションや家が建ち並んでいてビックリ! 以前の写真が暗めだったので、撮り直す気持ちで来たけれど、背後はもう無理だった(^^;) どうにか見えないか…と歩いてみたけど、家と家の間から見えるだけ…。 赤煉瓦群とマンションや家との間にスペースが無くて、背後から見えないのは勿体ない気がした。 それにしても、今回も天気が微妙という(笑)

門司赤煉瓦プレイス 2008.1.1記

海が側だけに、潮風が強い!しかも雪もチラチラしていて、寒かった〜(^^;)正月だから外観のみ。 でも、反対に静かで良かったかも(^^)静寂の中の赤煉瓦、そして装飾が可愛くてよかった(*^^*) 裏側から見ると、色が褪せたのか、剥げたのか分からないけど、そういうのってちょっと怖い。 こんなレトロな建物の近くに、近代的な建物があるんだけど、そのギャップが不思議だったな。
(写真)国道199号の赤坂海岸東信号を大里方面へ少し向かった左側。素敵なお出迎え♪ (2010.1.2撮影)

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