【胆沢城】

岩手県 胆沢城 いわてけん  いさわじょう
■胆沢城=見学自由
駐車場=?
※この時は、駐車場が分からなかったので、 城址碑前のスペース(狭い)に駐車した。 (2007.9.23現在)
住所=奥州市水沢区佐倉河
(近いのは、東北自動車道 水沢IC)
この時は、国道4号を南下し、県道270号へ。 川を渡って少し走ると、胆沢城跡の案内板が出て、 すぐ左側に胆沢城跡がある。

胆沢城
政庁は、一辺90m前後の土塀で囲まれる中心施設である。 内部に正殿と東西脇殿が配置され、北側の土塀に北辺建物が 取り付けられている。なお、東区画の北側は湿地にかかり、 土塀のかわりに丸太列で区画している。 一方、政庁南門の前には、東北地方の他の城柵では確認 されていないもう1つの門が発見されている。 この「政庁前門」と呼んでいる門と、外郭南門の間には 巾約15m、延長約130mの道路が設けられ、エミシ支配を 重要な任務とする鎮守府胆沢城の舞台装置として、 演出された特殊な構造と考えられている。周辺から「殿門」 の墨書土器や「召殿門」と書かれた漆紙文書が発見されたことから、 当時この門を殿門(でんもん)と呼んでいた可能性もある。 また、政庁北西隅の溝跡から発掘された射手の食料請求木簡から、 政庁北西地区に「内神」が祀られていたことが判明している。 (案内板より・絵図も)
胆沢城跡碑 城址碑付近から北方面(パノラマっぽく…)
一瞬、田んぼにあるの?なんて勘違いしそうに(笑) ちなみに、城址の前のスペースも結構狭い(^^;)
道路側溝西溝跡 道路側溝東溝跡 政庁前門跡
稲穂光る秋の田んぼは、きれいで好き(^^)しかも、凄く広い! これだけ作るのって大変だろうなぁ。
南区画柱列跡 南門跡 南門跡(奥=政庁前門跡)
「〜跡」の案内板もあって、分かりやすいんだけど、 時々、ポイッと無造作に置かれてるのが気になる(^^;)
政庁跡 9世紀後半の政庁正殿 気持ちのいいほどの田園
■9世紀後半の政庁正殿・・・ 政庁正殿は胆沢城の中心建物。9世紀後半の建物は、 東西約18m×南北約12mの礎石建物で、屋根を瓦で 葺いている。建物内部は土間で、机や椅子を使用 していた。柱は朱塗り、壁は漆喰、緑の連子窓 を用いた建物として復元している。 出入りは、南面中央三ヶ所と東面の板扉を 利用していたと推定している。なお、発掘調査の 結果、基壇などの痕跡は発見されなかったが、 復元では、建物廻りに土留めの自然石を想定している。 (案内板より・絵図も)
東区画柱列跡 北区画柱列跡 北辺建物跡
土塁以外は、これといって見るものはないんだけど、 夕暮れ前の見学にはラクでいい(^^)

■胆沢城
金ケ崎城の後だったので、県道270号を南下しつつ、「もうそろそろかな?」と警戒しつつ、 走っていたんだけど、案内板を見つけた時には「アッ!」という感じで通り過ぎてしまった。 かなり走りやすい道だったからなぁ…。下調べでは、駐車場があるはずなん だけど、城跡を走る道は普通車ギリギリなので、無難に城址碑前のスペースに、駐車(^^;)城跡はと いうと、田んぼと同化して見えたけど、横にキチンと整備されていて、見学しやすかった。

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