トロとまったり・tripのページ(美保関灯台)

島根県 美保関灯台

しまねけん みほのせきとうだい

■美保関灯台=見学自由(外観のみ)
駐車場=無料駐車場

2010/11/22現在

住所=松江市美保関町美保関
この時は、国道431号を東へ進み、美保関方面の直進の県道2号へ。ひたすら進む。

美保関灯台

【施設の概要(周知板より)】
位置          北緯35度34分02秒
             東経133度19分31秒
灯質          単閃白光12秒に1閃光
光の強さ        49万カンデラ
光の届く距離     23.5海里(約44km)
高さ          地上〜頂部14m/水面〜灯火83m

島根半島の東端に位置するこの地は、その昔、航海の安全を祈願して沢山の地蔵さんが祭られていたことから、地蔵埼と呼ばれている。 この灯台は、山陰地方では最古の石造りで、明治31年(1898)に地蔵埼灯台として建設された。 当時の光源は、石油で1等レンズ(内径1.8m、高さ2.6m)が使用され、光度は67,500カンデラだった。 その後、大正11年には、光源が電化され、また昭和10年(1935)には地蔵埼の名称が全国的に多いことから、現在の「美保関灯台」と改称された。 1954年、1993年とその時代の最新鋭の灯器に改修され、現在はメタルハライド電球を使用する灯器となっている。 (現在、初代の1等レンズは、大阪府岬町のみさき公園に、先代のLB90型灯器は隣接する美保関ビュッフェに展示されている。) 昭和37年(1962)には、無線監視装置の導入により無人化され、平成10年(1998)には、初点灯から100周年を迎え記念事業が行われ、 歴史的施設の保存措置として、耐震性向上の灯塔改修工事が行われた。 そして100周年を祝うかのように、この年には「世界灯台100選」の1つとして選出された。

【左】入口を入ると、灯台手前にフェンス(@@)
【真ん中】右は、美保関地ノ御前島照射灯。
【右】頂部にカラスが♪

駐車場
駐車場の展望デッキより
大山パークウェイ

【左】夕方の4時20分に到着。広い駐車場。
【真ん中】天気が悪くて大山は見えず…。
【右】大山パークウェイの終点。

■大山パークウェイのマスコットは、「ダイセンニシキマイマイ」。 目・頭が「境港・美保関エリア」、胴が「米子・皆生温泉エリア」で、 殻が「大山・琴浦エリア及び伯耆・南部エリア」、尾が「蒜山・奥大山エリア」を、表しているんだそう。

出雲国風土記登場地

出雲国風土記が書かれた、奈良時代(西暦8世紀頃)には、島根半島の東部は「嶋根郡」と呼ばれていた。 これは、八束郡美保関町、同郡島根町、同郡鹿島町の東部、松江市東部に当たる。 風土記の国引き神話では、ここ地蔵埼は「三穂の埼」と呼ばれ、 出雲国の創始者八束水臣津野命(大国主命)が「高志の都都の三埼」から切り取って引いてきた、とされている。 「高志の都都の三埼」は能登半島の石川県珠洲市と考えられている。 実際に北陸地方との交流は盛んだったようで、出雲からは北陸地方から持ち込まれた土器などが出土している。 嶋根郡は隠岐国へわたるルートとして重要な地だった。 美保関町千酌には「千酌駅」が置かれ、船や馬が配備されていた。(島根県教育委員会の案内板より)

美保関灯台ビュッフェ(灯台守の宿舎)

【左】灯台守の宿舎は、改装されてビュッフェに。
【真ん中】駐車場側から。赤い屋根が可愛い。
【右】こちらも素敵。

美保之埼
隠岐の島方面
展望デッキ

【左】隙間からチラリ。
【真ん中】海の色は素敵だけど、隠岐の島は見えず…。
【右】日本海側にある展望デッキ。

地蔵崎・日本海
沖の御前島方面
沖ノ御前島灯標

■沖の御前島、地の御前島…美保神社の祭神(俗にえびす様)である事代主命(ことしろぬしのみこと)が、 魚釣りを楽しんだと伝えられていることから、現在も美保神社の境内となっており、毎年5月5日には、 美保神社で事代主命とその御后の御神霊をこの島から迎える神迎神事が続けられている。 沖の御前は日によってその島影が様々に変化し、漁師はその島影により海上の天候を知って、出漁を決したといわれている。 また、この島の海底には、常に神楽の音のような響があり、神異奇瑞の島として今に伝えられている。(案内板より)

【左】西側は、リアス海岸。
【真ん中】写真の真ん中から右寄りに、沖の御前島があって、灯標も置かれている。

美保関灯台 2010.11.22記

遠いから、暗くなる前に着くかな?って不安だったけど、夕方4時20分に到着♪ 先客の車もいて、なんだか安心(^^)駐車場から向かうと、灯台の遠景が♪ 凄く高い位置にあるのが、確認できるし、以前は灯台守の宿舎だった建物と一緒に写すことができるのが良かった♪ ワクワクしながら灯台へ向かい、入口の門を入ってビックリ!灯台の手前にフェンスが!! どうしたものか…と、フェンスの端にブロックを発見。そこへ上がってみると、いい感じ(^^) もしかして、見学者用のブロックだったりして(笑)その後、景色を眺めて、見学終了(^^)

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