【伊豆大瀬埼灯台】

静岡県 伊豆大瀬埼灯台 しずおかけん いずおせさきとうだい
■伊豆大瀬埼灯台=外観のみ
■大瀬神社(神池や灯台等も含む)=拝観料100円
駐車場=有料駐車場       (2008.2.16現在)
住所=沼津市西浦江梨
この時は、東名高速道路 沼津I.Cを下りて、県道83号へ。 まっすぐの国道246号へ直進し、道路と案内板に従って、 国道414号方面(沼津市街方面の車線)へ。 そのまま道なりに進み、杉崎町交差点で国道414号へ左折。 そのまま進んで、トンネルを抜けて、口野放水路交差点で県道17号へ (大瀬崎方面)右折。県道17号をずっと進み、大瀬崎の看板に従って、 道を右へそれて(逆から来た場合、凄く分かりにくいかも…)、 坂を少し下りて行くと、有料駐車場がある。 そこを利用して大瀬神社へ歩いていく。

伊豆大瀬埼灯台
  位置     北緯 35度01分49秒//東経 138度47分17秒
 塗色構造    白色 塔形 コンクリート造
等級及び灯質  群閃白光  毎13秒に3閃光
 光の強さ     5,600カンデラ
 光達距離    12.5海里(約21km)
  高さ       13.02m         (右=富士山方面。くぅ〜!富士山が隠れちゃってる〜。)
大瀬神社
大瀬神社乃記…祭神 引手力命(ひきてちからのみこと)
一.例祭 4月4日
一.当神社は白鳳13年(684年…1310余年前)大地震が起き、 土佐国で多くの土地が海中に没した反面、 突然300余丈も盛り上がり、島が誕生したとある。又、 土佐国から土地を引いてきて、島を作った云う伝説もあり、 その神霊を感じて、引手力命として祭ったとされる。
一.当社は古来から力技射術の霊験があるといわれ、 源為朝、頼朝が源氏再興を祈願し、弓矢・かぶと・宗近の 銘刀、政子御前が御神鏡を奉納されたとある他、各時代の 武将御太刀を奉納されており、源氏の再興もかなえられ、 再三参拝されたと記されている。
一.建武年間(室町時代)熊野より水軍の武将・鈴木繁伴一族が 近辺を領し、祭祀にいそしむとあるが、その後の地震津波により 社、弓矢など皆、失われてしまった。しかし、金銅尊躯を砂中で 発見・再建・海の守護神として駿河湾一円の領民の崇敬尊信 篤く今日に至る。
一.現在の社殿は、火災により昭和14年に建造された。
一.先端には、灯台、樹齢千数百年以上の幹回り、6m以上の びゃくしん御神木をはじめ、天然記念物・ビャクシン130本余り 樹齢1千年以上の木も多数あり、古木館、大正天皇参拝記念碑あり。
一.周囲300m、海の干満との関係する底なしの池とされながら、 真水で数万匹の鯉、鮒、鯰等の淡水魚が元気に泳いでおり、 神秘的で人々のみそぎの池であり、伊豆の七不思議の1つである。 (案内板より)
(↓かぶっているけど、パノラマっぽく写してみたもの。 色がすごくきれいだった〜(^^))
大瀬崎のビャクシン樹林
ビャクシンはヒノキ科の植物で、生垣に用いられる カイズカイブキと同種である。漢字では柏槇と書く。 常緑の高木で本州、四国、九州、朝鮮半島及び 中国大陸にかけて分布している。 大瀬崎のビャクシン樹林は、現在130本余りが自生し、 群落を形成している。直径1mをこえる巨木、樹齢千年以上と いわれる老樹も多いことで知られ、国の天然記念物に指定されている。 ビャクシンの開花期は4月頃だが、毬果(きゅうか)が成熟するのは 翌年の秋から冬にかけてである。また、その種子が発芽するには、 2年かかると言われている。しかもビャクシンは耐陰性が弱く、 成長するのに強い陽光が必要である。そのため若木の殆どは2〜3年で、 消滅すると考えられ、後継樹がなかなか育たないものである。 大瀬崎ビャクシン樹林は、古来より有名で「伊豆日記」「豆州志稿」 「伊豆志」等の古い文献にも、老大木がたくさんあると特筆されている。 また漢字では、白槇・栢心・白心・白身とも書かれている。 (沼津市・沼津市教育委員会の案内板より)
神池
此の神池は、岬角の極端に沿うて面積2千余坪の 霊池にして、鏡の如く海辺に近く浪も打入る所なるも、 常に淡水湧き出して潮の気聊かもなく大小の鮒、 鯉、鯰等多数群生す実に奇異と云はざるを得ず。 伊豆七不思議の1つに数へられ、池には池明神を祀り (水波乃売神)、この岬を航海する船人の海上安全を守護し、 駿河湾内住民の崇敬尊信篤く、一国に歴史ある如く、この池にも 古き歴史と数々の伝説によって犯されることなく、 神秘の池として守られている。(入場券より)

神池の所にあった説明板も、こういった小難しい書き回し(^^;) 七不思議の1つっていうのは、海の横なのに、淡水魚の住む池が横にあるという ことが、不思議っていうこと(^o^)しかも、池に入って魚を害した時には、 死したり精神喪失、その他不慮の危難に遭遇したりするといわれているなんて、 書かれてるし…。 コワッ(@□@)
ビャクシンの御神木 鈴木繁伴館跡 ダイビングスポット
(真ん中)600〜400年前に、伊豆水軍鈴木一族が築城した砦跡 らしいけど、プレートがポトッと置かれてるだけ。
でも、上で紹介した大瀬神社の説明の中にあるから、 ここでいいんだぁ…って感じ。何かがあってよかった(^^;)

■伊豆大瀬埼灯台
有料駐車場にとめて、「1時間以上?1時間以内?」と聞かれ、灯台の見学だし、1時間以内の 金額を支払って大瀬崎神社へ。ここは、ダイビングスポットらしくて、 スクールがあったり、潜る人達がいっぱい。確かに、海が透き通っていて、きれいだった〜(^^) さて、大瀬神社の見学をするわけではないけれど、拝観料を払わなくてはいけない雰囲気(笑) 他の観光客も、一瞬、「金払うの?」なんて躊躇していたけど、金額が安いので、支払っていた。 うちも、同じく(^^;)ビャクシン樹林の中を歩いて、御神木のすぐ近くにある灯台に到着。 足元が石だから、グラグラ歩きづらかった(^^;)それに、灯台横の建物も、微妙に入ってしまって、 もどかしかった〜(笑)向こう側の富士山は雲で隠れてて、頭が少し出てるだけ。残念。 ちなみに、ここは伊豆水軍の鈴木一族が築いた砦跡なんだとか。でも、プレートがポトッと地面に 置かれてるだけ。あるだけマシか〜(^^;) 後は、伊豆七不思議の1つの神池を見て、駐車場へ戻ったのでした(^^)

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