えひめけん みたきじょう
■三滝城=見学自由
■三滝渓谷自然公園、三滝神社
駐車場=無料駐車場
2015/7/1現在
住所=西予市城川町窪野
この時は、県道2号を西へ進んで、「三滝渓谷・びっくりはうす・地質館」の案内板に従って、
Uターンをするように民家下の右側の細道へ。(西から東へ進んだ場合、左斜めの道へ。)
狭い急坂を進んで行くと、右側にビックリハウス等の施設があり、
その先を進んで二見滝を過ぎた分岐を右折、次に大イチョウ等を過ぎた分岐を右折。
(確か、曲がりづらかった気が…)そのまま進むと行き止まりで駐車場。
駐車場からは徒歩で城跡へ。
(クリック→拡大)三滝城へ向かう道中にあった案内図。
三滝城は、標高642m、面積約100ha。紀親安、西園寺十五将の中でも勇将といわれた北ノ川殿の居城で、 要害堅固の場所にあって雄大である。また麓には変わらぬ千古の流れ三滝川があって、 渓谷には伝説を秘めた名瀑(滝)があり、幽谷としての景観は見事である。 その辺りに立ちて、古城跡三滝山を遠望する時、誰もが等しく400年の昔、 城主親安公の善政や、公が天正11年、長宗我部の軍勢1万3千騎の攻撃による落城の悲運に遭い、 万斛の涙のんで大銀杏の下で悲壮なる自決された事を偲ぶでしょう。 大銀杏と共に昭和28年3月天然記念物に指定されたシルリア紀(ゴトランド石灰石)、名瀑、 古樹林、草苔、山と川とに誇りを持つ三滝城全域を県下初めての史跡名勝、 二つ併せて天然記念物に指定された。毎年4月第三日曜日の三滝神社春季大祭 (城主護蔵王大権現)に八ツ鹿踊り(昭和49年国の無形文化財指定)が公の遺徳を偲び奉納される。 世の栄枯盛衰も知らぬげに、世俗に超然たる自然の姿は幽遠そのものである。 (西予市教育委員会の案内板より)
【左】案内板が立つので分かりやすいけど、逆から来たので入りづらかった(^^;)
大雨の後なので、狭い山道に石が転がったり、山から水が流れ出たりで、城跡まで行けるかどうか不安だった。
【真ん中】(クリック→拡大)とりあえず、少し上がってみて、一旦びっくりはうすの所の駐車場へ。
案内板を写した後、行けそうな気がしたので、城跡まで行ってみることに。
【右】意外と行けるもんだ…なんて結構走った後、案内に従って右折。
道中、大いちょうの看板があったので撮影。ここは二の丸だったらしい♪
この樹は雌樹で、三滝城旧二の丸にあり、高さ約40m、根回り約8.6m、目通り約7.4m、枝張り半径約15m、 地上8mにて二大幹となっている。推定樹齢550年。 昔からこのいちょうの木を煎用すれば、母乳の少ない人に卓効があると伝え来られ、木を削り取った跡が散見される。 天正の昔、三滝城主紀親安公が土佐長宗我部元親の軍勢に攻め立てられ、城中より討って出て依岡左京、 依岡三郎と戦って、武運つたなく敗れ、この大いちょうの樹の下で自害し果てられたと伝えられる。 御年32歳、一朝の露と消えられたことにちなむ霊木として、今日まで里人の尊崇の厚い大樹である。 樹下の石碑には「蔭山の花は咲けとも 散りくちて 草の都の花さかり見む」親安公の時世の歌碑が建てられている。 「親安の 最期を語る 大銀杏」(城川かるた)(西予市教育委員会の案内板より)
三滝城主紀親安の廟。 碑石にのちの庄屋、矢野惣左衛門景遠 同惣之蒸景長父子が願主となり、 宝暦13年(1763)親安の命日にあたる正月13日追塔焉とあるから、 親安没後180年後の建立となる。 建物は平成2年原形のままに再建されたが、その原型は明治24年(1891)の改築であったから、 それまでにも幾度か改築があったものと思われる。 碑文正面中央が親安公の林庭院日殿蹄正春大居士であるが、 その左頓秀山花大姉は奥方の菊の方、その右月峯正詠上座は、 長男正親を合祀したものといわれている。(西予市教育委員会の案内板より)
【左】確か、この分岐は曲がりづらかった…。
【真ん中】無事、行き止まりの三滝神社の駐車場に到着。ここからは、徒歩で城跡へ。
【右】案内板によると、城址はここから約500m先だそう。標高642m。
【左】分岐を右へ…。というより、道なりかな(^^)
【真ん中】思ったより急で大変(^^;)雨で土が水を含んでいるから余計に…。
【右】振り返って。
【左】写真右下、腰曲輪かな?とか思いつつ進むと…。
【真ん中】細長い曲輪が見られた。
【右】振り返って。
【左】細長い曲輪を見た後、また先へ進んで…。この辺りは草が凄かった…。
【真ん中】次に、写真左側の土塁上の城址碑&説明板のある曲輪へ。
【右】直進せず、左側の入口へ。
【左】説明板や城址碑が立つ曲輪。
【真ん中】説明板の背後は、高さのある曲輪。草で分かりづらい…。
【右】城址碑。これ以上は草が凄くて見えなかった(^^;)
【左】東側の曲輪へ向かう細い道。本当はボケボケ写真だったけど、シャープ加工(^^;)
【真ん中】東側の曲輪へ向かう道から振り返って、城址碑&説明板のある曲輪の入口を。
【右】東側の曲輪の入口付近から振り返って(城址碑&説明板のある曲輪方面)。
※東側にある曲輪は細長く、手前側(西側)に低い曲輪、奥(東側)に一段高くなった曲輪の2つの曲輪になっている。
詳しくわからないので、全体的に東側の曲輪と表記しています。
【左】入口付近から手前側(西側)の曲輪。細長い。写真右奥が一段高くなった曲輪。
【真ん中】手前側(西側)の曲輪。写真右奥が一段高くなった曲輪。
【右】手前側(西側)の曲輪から城址碑&説明板のある曲輪を見下ろしたかったけど、草が凄くて近寄らず…。
何が潜んでいるか分からないし…(^^;)左下は入口方面。
【左】手前側(西側)の曲輪から奥側(東側)の曲輪の土塁を。
【真ん中】土塁に上がって、手前側(西側)の曲輪を。
【右】土塁側から奥側(東側)の曲輪を。この辺りは草の生え方がまだら。
【左&真ん中】東端の土塁。
【右】奥側から手前側(西側)の曲輪方面。
三滝城 2015.7.1記
県道2号で向かっている道中、大雨(この時は止んでいた)が降った為に冠水し、土嚢を積んでいるから通行止めという事態に遭遇。 ええっ!もう少しで三滝城への入口なのに…。少し待てば開通するかな…と期待していたけど、夕方だけに時間が気になる。 他に道は無いのか?諦めるか?と来た道を少し戻ったら、橋の袂に不自然に矢印のみの案内板が置かれている。 もしかして、これは迂回路の案内では!?という事で、橋を渡って、対岸の道を進むとまさに迂回路だった! 無事に入口に行けたのは良かったけど、迂回路って言葉も欲しかった(^^;) さて、県道2号の入口から進むと道は狭く急坂で、大雨の影響で山から水が流れ出し、石も転がり、 このまま進んで大丈夫だろうかと不安になった(^^;)途中、びっくりはうす等の駐車場に寄って考えた結果、進むことに。 ドキドキしたものの、最初より道に不安がなくなったので一安心(^^) とにかく城跡見学が優先なので、二見滝は見学せず、大いちょうや林庭院は車中から撮影、駐車場に到着したのが17時。 駐車場から徒歩で向かうも、坂がかなりキツかった…。曲輪は草が凄かったし。でも、東側の曲輪はよかった(^^) 遠景で見た三滝山は高くて、夕方だけど大丈夫かな?と思ったけど、車で殆ど上るからラクで良かった♪ ちなみに、見学時間はのんびりと歩いて約30分。