えひめけん うみやまとりで
■海山砦(遠見番所)=見学自由
■海山城展望公園
駐車場=無料駐車場
2009/5/1現在
住所=今治市波方町樋口
この時は、瀬戸内しまなみ海道 今治北I.Cを下りて国道317号を右へ。
手前じゃなくて、奥の県道15号へ左折し、波方港入口交差点信号で県道38号へ右折、
少しして案内板に従って左折。後は道なりに。
遠見山(現在は海山という)とは、遠見番所(見張所)に由来する地名であるが、ここには大宝律令時代(8世紀頃)から番所が置かれ、 宮崎の火山であげた狼煙は、金山、海山(遠見山)、近見山を経て今治市(府中)の国府へと伝達されていた。 中世初頭には、現在の養老地区の「別台(べだい)」に「館」を構えた在地勢力があり、 海山を「詰ノ城」として活用していたが、室町時代に来島村上氏が勢力を増し、その勢力下に吸収された。 守りの拠点であった海山の砦も、「来島城」や、「波方館」防衛の為の水軍城砦群の1つとなったが、来島氏も海山を重視し、ここに遠見番所を置いた。 しかし、関ケ原合戦後、来島氏が豊後の森(大分県玖珠町)に転封後は、砦も壊され、当時の遺構の面影は失われ、犬走りの一部が、わずかに散見されるのみである。 この城塞型の展望台は、構造、規模は異なるが、当時の面影を偲んで、建設したものである。(波方町・波方町教育委員会の案内板より)
【真ん中】駐車場から展望台へは、階段(途中まで)と坂が選べる。
【右】坂は案外きつかったけど、すぐ展望台。
1番上で紹介した写真は入口側。展望台をぐるり〜。瓦には、「折敷に縮み三文字」という家紋が。
【パノラマっぽく加工】来島海峡大橋から南側。真ん中の山が、近見山。この展望台は、広く見渡せていい感じ♪
【パノラマっぽく加工】このパノラマ加工、難しかった〜(^^;)見所は下で紹介。(右端=来島海峡大橋。)
【左】素敵〜!
【真ん中】真ん中にポコッとあるのが小島で、その手前が来島城でもある来島。
【右】来島海峡大橋。
【左&真ん中】瀬戸内しまなみ海道の来島海峡SAから♪
【真ん中】切り取り加工。
【右】南から。走る車の中からだからボケてしまった(^^;)
海山砦 2009.5.1記
夕方の6時だから、建物がある方を優先すべくココへ。城郭風の展望台だから、気になるし♪ 貸しきり状態の駐車場にとめ、階段より緩やかな坂を選んだけれど、思ったよりきつかった。 でも、すぐ到着だから、ほんのちょっと(^^) さて、展望台だけど、瀬戸内しまなみ海道の来島海峡SAから見えるだけあって、ド〜ンとでっかい(^^) 展望台から見渡す景色は、ほんのりと夕日に照らされ、その微妙な色具合がきれいだった♪ 砦があった頃は、今よりもっと素敵な景色が、広がっていたんだろうなぁ…なんて(^^) 夕方に訪れるのもいいなと思った(^^)