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 【陸中黒埼灯台】  【北山崎】

岩手県 陸中黒埼灯台 いわてけん りくちゅうくろさきとうだい
■陸中黒埼灯台=見学自由(外観のみ)
駐車場=無料            (2003.5.4現在)
住所=岩手県下閉伊郡普代村
この時は青森方面からの国道45号走って、 県道44号に入った。案内の標識が結構出ている。

陸中黒埼灯台
地元の黒崎漁業協同組合が昭和22年4月17日 組合員の為に「普代灯柱」を設置したのが始まり。 昭和26年3月海上保安庁に移管。 灯台の光達距離を伸ばすには水面上の高さが大切だが、 この地は130mの切り立った崖上にあり、付近海域は地元漁船の他に 大小の観光船が往来し、沖には定期船等の航路があるので、海上保安庁は 移管に引き続いて遠距離からでも利用できる本格的な沿岸灯台の 建設に着手し翌昭和27年7月1日完成した。強力な光を 放つ回転式40センチ投光器方式の「普代灯台」の誕生。 昭和41年6月、名称を「陸中黒埼灯台」に変更。灯台の完成以来、 職員が居住して保守管理に当っていたが、 昭和51年4月自動化が完成しこの時から無人になった。 機器の状態は常に管理事務所に自動通報されて 異常事態に備えている。
【施設の概要(周知板より)】
位置       北緯40度00分15秒
          東経141度56分21秒
塗色及び構造  白色 塔形 コンクリート造
光り方      無等 閃白光(毎5秒に1閃光)
光の強さ     31万カンデラ
光の届く距離  29.5海里(約55km)
高さ        地上〜頂部 12m/水面〜灯火 142.9m
北緯40度のシンボル塔「地球儀」&展望台からの景色
■北緯40度のシンボル塔「地球儀」… 高さ4mの地球儀。近くに立つと、ゆっくりと太陽光エネルギーで回る。
近くだと球体が本当に大きい!ちなみに、 右側の写真の「地球儀」の右側の小さい黒い物が、戊辰戦争で砲台が 置かれた黒崎砲台跡。 付近には、鳴らすと幸せが訪れる「カリヨンの鐘」が ある。カップルが鳴らしていたけど、 音がかなり大きくてビックリ(@o@)
(左&真ん中)展望台から。 この後に行ったすぐ近くの 北山崎(下で紹介)に似てる(^^) (右)地球儀の左下に灯台を。

■陸中黒埼灯台
灯台までの階段がキツイ(笑)行きは下りだからいいけど、帰りが上りだからね‥‥。 灯台の周りは、木がいっぱいで、メインはやっぱり北緯40度のシンボル塔「地球儀」。 秋田県の入道埼灯台は北緯40度00分9秒だから、 繋がっていると思うと、感動(^^)

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岩手県 北山崎 いわてけん  きたやまざき
■北山崎=見学自由
駐車場=無料            (2003.5.4現在)
■北山崎展望台… 高さ200mものリアス式海岸の 断崖が8kmに渡って続いていて、 海のアルプスとも呼ばれている。
住所=下閉伊郡田野畑村北山崎
この時は青森方面からの国道45号走って、 県道44号に入り、黒埼展望台に行った後、 北山崎へ。

北山崎
ここから見える景色が、「矢放い場と矢越岬の伝説」が 残っているんだとか。 こちらの方が過ごしやすいからか、  黒埼展望台(↑上で紹介) と違って、賑わっていた。 展望台の規模も違うけど…。
矢放い場と矢越岬の伝説

昔、大変美しいアイヌの娘がいました。二人の若者がその娘に恋をしました。 娘はどちらを選ぶか迷いましたが、矢競べをさせ勝った若者と結婚しようと決心しました。 娘は、二人の若者を見晴らしのよい断崖(矢放い場)へ連れて行き、 「ここから思い切り矢を放ち、遠くへ飛ばした方に嫁入りします。」 と言いました。二人の若者は渾身の力をふりしぼり矢を放ちました。 一人の若者の矢はすぐに海に沈み、もう一人の若者の矢は岬(矢越岬)を越え、 鳥越の松島まで飛んでいったという事です。 松島に突き刺さった矢はやがて矢竹となり原生しています。 (案内板より・絵図も)

■北山崎展望台
展望台の他にも、自然歩道などがあった。時間があったら散策してみてもいいかも。 広場もピクニックにいい感じで、くつろげる♪駐車場も岩手ナンバーが多かったな。 アイスクリームやお土産等のお店も並んでた。勿論、アイスクリームを食べた♪ その場で特産の昆布や若布を、おばあさん達がせっせと加工したりしている姿も 見る事ができた。景色は黒埼展望台から見える景色にも似てる。 勿論こっちがメイン。

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