長野県 内堀館 |
■内堀館跡=見学自由 駐車場=無し(この時は路駐したんだけど、病院の 駐車場が近くにあった。) (2009.9.19現在) |
住所=中野市上今井 (この時は、アクセスが怪しいので、大まかに。) 国道403号との江部交差点で、 県道29号へ西へ進み、安源寺信号で県道505号へ右折。 川を渡った辺りから、佐藤病院を目指した。 ちなみに、佐藤病院は大きな病院で、遺構は南側。 |
内堀館跡(堀と土塁) | ||
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上今井集落は千曲川沿岸の小扇状地上にあり、
内堀館は集落の南部、扇端に当たる所にある。現在は、
臼井氏の宅地となっているが、名称の通り堀が現存している。
江戸時代後期に、飯山藩の本陣として利用されていた。
外郭の存在は不明であるが、当館は堀敷を除いて規模は
55m×60m程の方形で、周囲に、高さ約3mの土塁と幅約10mの
水堀を馬蹄形に巡らしている。外側を堀で取り囲み内側に
土塁を築いて防御を固め、その中に建物を配置する
という中世期族の典型的な屋敷地の景観を今にとどめている。
また、千曲川に面した部分に堀や土塁がなく開放されている
居館形態は、北信濃における館跡の地域的な特色を示す
可能性があり、今後の研究材料としても重要である。
なお、県下の館跡にあってその残存状況は良好であり
貴重な史跡である。
(長野県教育委員会・中野市教育委員会の案内板より)
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■内堀館跡
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