【真里谷城】

千葉県 真里谷城 ちばけん  まりやつじょう
■真里谷城(別名=まりが谷城)=見学自由
■木更津市立少年自然の家キャンプ場
駐車場=無料駐車場       (2006.7.16現在)
※駐車場にゲートがあったので、閉鎖時もありかも?
住所=木更津市真里谷
この時は、館山自動車道 姉崎袖ヶ浦I.Cを、 右側の(24号、国道409、410号)方面へ下りる。 県道165号との交差点を過ぎて、少しだけ国道410号を走る ようになって、三高信号で国道409号へ左折。 少しして、高谷信号で国道410号へ右折。 市境を過ぎて結構走ったら、馬来田駅交差点を県道168号へ左折。 そして進んで行って、高滝方面へ(道なりに)右へ。 少年自然の家キャンプ場の看板通りに進んで、キャンプ場入口を左折。 ここに、真里谷城跡の看板もあった。

真里谷城 (写真をクリック→拡大)
まりが谷城とも呼ばれた真里谷城は、戦国時代の初期にあたる 康正2年(1456)、上総国に進出した甲斐(現山梨県)の武田信長 (武田信玄の5代前の先祖)が 庁南城とともに上総地方を支配する為築いたもので、この地方の 中心となった山城である。 城は千畳敷と呼ばれる主郭を中心に東西400m、南北700mに わたって山全体を人工的に造り変えている。 大きく4つの部分からなり、敵の侵入を防ぐ為、各所に堀切や 土塁、曲輪が造られている。主郭の前面(西側)は、自然の 谷を利用して二ノ郭と分断されている。 城の入口となる大手は、三ノ郭北西の矩形を施した堀割道に続く 箇所と思われ、一方非常時の逃げ道となる搦手道は、 主郭南方の尾根筋などが想定される。ここには土橋等が 設けられている。 真里谷城は、永正14年(1517)から天文3年(1534)までの約20年間 が全盛期であったようで、武田と里見の連合勢が北条勢に敗れた 国府台合戦(1538)以後、武田氏の勢力が衰えると共に力を失い、 豊臣秀吉が関東を平定した天正18年(1590)、真里谷信高の代に 城は廃止された。(案内板より・絵図=木更津市教育委員会の案内板より)
城山神社と主郭の間の堀切 物見台 物見台からの景色
物見台の看板に従って上がると、展望台が。 ここに物見台があったのかなぁ…って思いながら景色を眺めた。
千畳敷の裏の土塁を見ながら… その奥(東)の段になった曲輪を進む
高い土塁を眺めながら進んで行くと、 段差がある曲輪がいくつか見る事が出来た。
こんな感じの段差 ここまで…。 そして主郭へ
(左)手前の土塁から下の曲輪の段差が凄いのが分かる(^^;) (真ん中)一番奥の曲輪。(右)そして、主郭へ…。
主郭方面から段曲輪方面 物見台 物見台からの景色
右上の写真の土塁を上りきって見下ろすと、 かなり高さがある!そしてここにも展望台が。この土塁(土台)が大きい!
千畳敷 千畳敷土塁
ぱ〜っと広がる緑の千畳敷!そして、 その周りを囲む土塁が凄い!低いものから 高いものまで見ごたえがある!
神社方面へ(虎口?) 虎口(真ん中=千畳敷方面、右=外へ)
(1番上でも使用した)真ん中の虎口の写真から入ると、 千畳敷が直接見えないように土塁があって凄い(^^)
虎口から続く道 大堀切
虎口から下りて行くと大堀切。案内棒は無造作に倒れているし、 全体的なのか部分的なのかもわからなかった(^^;)
二ノ郭
駐車場裏にそびえる土塁の二ノ郭へ。奥には虎口の様なものがあったり、 下には左下の写真のように曲輪も。
二ノ郭 三ノ郭 四ノ郭
奥にも下にも段の付いた曲輪が。 道路際に表示された所から、三ノ郭を見ると、入れそうに無いので外から(笑)
四ノ郭の内部は…
(左)土塁上を歩いて行くと、(真ん中)怪しい道になって…、 (右)全く道が分からなくなってしまった(^^;)

■真里谷城
キャンプ場入口にある駐車場から、キャンプ場まで緩やかな坂道を上がるので、車で上まで 行くと、その道中に三ノ郭と四ノ郭があった(^^;)駐車場入口付近にはゲートがあったから 閉鎖中とかあるのかな?まず、近い主郭方面から散策。高い土塁、段差の付いた曲輪が、 見る事ができていい感じ(^^)千畳敷に行くと、レクリエーションの最中の集団に出会った。 場違いな雰囲気の中、虎口へ。入口からは中が見えないように土塁がある構造!ほほぅ。 そんな感じで散策を終えて、二ノ郭へ。駐車場の後ろに聳え立つ土塁は迫力。そこを上り、 歩いてみたけど、ここも段差がある曲輪が多く、奥の方まで続いているみたいだった(^^;) 三ノ郭は、気楽に入れるような場所には見えないので、道路際から眺めるだけにした(笑) 四ノ郭も似たような感じ?と思ったけど、きれいに整備された土塁上に細道があったので、 進んでみたら、ドンドンと怪しくなって、足元に不安を感じたので引き返し、散策終了(^^;)

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