やまぐちけん ふくはらてい
■福原邸跡=見学自由
■福原史跡公園
駐車場=無料駐車場
2008/1/1現在
住所=宇部市中尾1-5
この時は、国道190号〜国道490号を北上し、
大小路信号の次の信号を左折。右側に、邸跡がある。
福原邸は、福原元俊が、寛永2年(1625)宇部領8千石領主として入部して以来、明治に至る約250年間、 諸政務が行われてきたところである。もっとも、福原氏は毛利藩永代家老の重職にあったため、 普段は萩に駐在し、給領地の実務は専ら家老が中心であった。 福原氏の出自は、毛利氏同様大江広元で、二男時広が武蔵国長井庄を領して長井氏と称し、 のち、康暦3年(1381)広世の時、安芸国内部庄福原村を領してより福原氏と改称した。 宇部領主となった歴代の福原氏は、新川(真締川)の開掘、鵜の島開作、 常盤池築造による灌漑用水の確保など、地域の開発拡大を図った為、幕末には1万2千石にも達した。 邸内の遺構等は不明であるが、平屋建て二棟と土蔵一棟があったようである。 現在は、祠、井戸、巨樹などをとどめているにすぎないものの、屋敷全体はよく保存されており、 江戸時代の宇部の歴史を理解する上で、貴重な遺跡である。なお、昭和48〜50年度に公園整備が行われ、 土塀、石段、門(萩屋敷の正面=山口県指定文化財=のものを多少縮尺)が作られた。 この他、福原氏にかかわる遺跡としては、中尾の維新館跡(学校)、小串の宗隣寺(菩提寺)などがある。(宇部市教育委員会の案内板より)
【左】福原邸跡の碑。
【真ん中&右】萩屋敷の正面門を縮小された門。
【右】屋根の丸みがいい感じ♪門に当たる陽射しが暖かそうだけど、元旦の寒い〜日!
【左&真ん中】萩屋敷の正面門を縮小された門の両側の土塀。
【左&真ん中】邸跡は、手前は巨樹が多く井戸跡があり、奥は公園らしい雰囲気。
【右】駐車場側の門と土塀。
【左】邸跡の横からの本格的な石垣と石積み。
歩いてすぐの所に、不自然な形の敷地に、ド〜ンと「維新館跡」の石碑がある(^^;)
最初、何かと思った…。
【右】維新館跡から福原邸方面。
福原氏の菩提寺。龍心庭は書院に面する築山泉水庭で、県内最古だとか。今回は、石碑のみ撮影。
福原邸 2008.1.1記
こんなのがあったんだなぁ〜なんて、他県に住んで初めて知った邸跡。 地元にいた時は、節分になると、近くの琴崎八幡宮へ行っていたもんだ(^^) さて、福原邸跡には、門と土塀ぐらいで、邸跡らしく何も無い(笑) 後は、歩いてすぐの所に、維新館跡の石碑。宗隣寺は、離れた場所にある。 この付近も、数年で随分と道や建物が変わっているから、ビックリした(^^;)