やまぐちけん かつさかほうだい
■勝坂砲台=見学自由
■萩往還
駐車場=無料駐車場(右田ヶ岳登山者用駐車場)
2016/1/7現在
住所=防府市下右田
この時は、国道2号と国道262号との沖高井交差点で、国道262号へ北上。
山陽新幹線の高架をくぐって、もう少し進んだ所の信号の右前に勝坂砲台跡、萩往還の碑や説明板が見える。
この信号を右折してすぐ右側に、右田ヶ岳登山者用の駐車場がある。
勝坂砲台下の法面に説明板、もう少し北に行くと登山口がある。
ちなみに、国道262号を南下した場合は「勝坂砲台」の案内板があるけれど、北上の場合は無い。
文久3年(1863)、萩藩は新しく政治の中心と定めた山口を外敵から防衛するため、勝坂に関門を設置し、あわせて東西両側の高地に砲台を築いた。
砲台に対しては平日から修理や補修を怠らず、常に弾丸を備えるよう注意する事が指示されていた。
この付近の地は明治3年(1870)の脱隊騒動では最大の激戦地の1つとなった。
勝坂でも同年2月、右田毛利氏の兵が、徳山藩・岩国藩の兵と共に脱隊兵と激しく戦っている。
その後、西側の砲台は早い時期に撤去されたようでその跡をとどめないが、東側の砲台跡は現在も石垣等が残っている。
(平成17年5月 防府市の案内板より)
※萩往還の説明板によると、「国道そばの石垣は、一部改修されたものだが、上の台場には石垣や土塁の一部が残っている」とある。
【左】国道262号側から見上げて。低い石垣が見える。
【右】右田ヶ岳の登山口から上がった所の小屋の奥に見えた石垣。
【左】国道262号を北上、正面が勝坂砲台。
【真ん中】反対車線から勝坂砲台。法面に見える白い物は説明板。凄い所に説明板がある(^^;)
【右】写真左側が法面の説明板、南下の場合に見える勝坂砲台跡の案内板が立つ。写真の左奥の道に右田ヶ岳登山者用の駐車場がある。
【左&真ん中】勝坂砲台の南側の川沿いに、右田ヶ岳登山者用の駐車場がある。
【右】駐車場側から見上げて。写真左側に立つのは、萩往還の碑と説明板。
【左】右田ヶ岳の登山口。
【真ん中】小屋の奥に石垣が見えた(^^)
【右】登山口から少し上がった所から振り返って。
【左】萩往還である国道262号を見下ろして。
【真ん中】少し上がった所の石垣。名残?
【右】真ん中の写真の先。右田ヶ岳に続く。上がって行くと石垣があるらしいけど、登る気がしない…(^^;)
【3枚】登山口から少し北。段々の石垣が見られるけど、改修されたものだろうな…。
勝坂砲台 2016.1.6記
石垣は木々で隠れ気味で見えづらく、遺構なのか改修されたものかよく分からなかったけど、少しでも感じられたのはよかった(^^) ちなみに見学時間は、のんびり約7分。