【若神子城】

山梨県　若神子城 やまなしけん　わかみこじょう

■若神子城＝見学自由 ■須玉町ふるさと公園 開園時間＝8時半〜17時 休園日＝月曜（消えそうな字で書いてあった） 駐車場＝無料　　　　　　　　　　（2005.9.17現在）

住所＝北杜市（ほくとし）須玉町若神子2852 （広域では中央自動車道　須玉I.C〜国道141号〜県道28号） この時は国道141号を須玉方面へ進み、 県道621号へ右折、高速の下をくぐり、そのまま621号を進み、 直進が619号で、左が28号の交差点を28号へ左折。 少しすると左にある。（通り過ぎそうになるので注意） 多分、国道141号をもっと進んで、高速の下をくぐり、 県道28号へ左折した方がわかりやすい。

若神子城 （写真をクリック→拡大）
若神子城は「古城」あるいは「大城」とよばれる遺構を中心に、東に北城、湯沢の西に 南城の三ヶ所からなる山城の総称である。連郭式といわれる中世の古い形態を残す山城で、 新羅三郎義光によって築かれたと云伝えられている。 「甲斐国志」に「若神子、多麻庄二属セリ。 天正壬午八月ヨリ北条氏直本陣ヲ居キシ処…」とある。 即ち、天正10年（1582）武田氏滅亡后、信州から侵攻した北条氏直の 相模勢と家康が率いる徳川勢が対峙した時、古城に篭った北条軍が築構した 薬研堀が主郭部から二ヶ所、発掘調査によって検出された。 更に主郭部の東端から厚く焼土が堆積した跡が発見され、南端部からは見張台の 跡と思われる柱穴と掘り方も検出された。往時「塩の道」ならぬ「のろしの道」 の情報、通信拠点としての若神子城につるべ式狼煙台を復元した。（案内板より）
駐車場	今は殆どが公園
来た道は山道だったけど、着いてみるととても整備された公園 だった。遺構はあるの？とちょっと思った。
搦め手の構え	芝生広場	つどいの広場
でも、ひっそりと土塁が（＾＾）	切れている所に薬研堀がある。	赤レンガがビッチリ。ん〜。
天正壬午の乱と薬研堀の跡（右の写真は保存、一番上の写真も薬研堀）
天正10年壬午（1582）3月、新羅三郎義光以来の名門武田氏は 信玄没後10年を経ずして織田信長により悲劇的な滅亡を遂げた。 その信長も6月、本能寺の変で明智光秀に殺された。 この為、甲斐の国は、小田原の北条氏直と徳川家康との係争の地と なった。この戦いを天正壬午の乱という。 家康は韮崎の新府城に陣し、氏直は若神子に本陣を構え、 その時の8月から9月初旬にかけて、この城も修築が行われた。 薬研堀は、幅1m 深さ1.2m、長さ10m、発見され、規模と配置から構築途中の 段階で放置された、当時のものと推定されている。薬研堀の名は、断面が V字型をした漢方薬の薬種を粉砕する薬研という道具に似ているので、その名がある。 戦いは、津金衆・小尾衆など武田の遺臣たちを巧みに保護利用した、家康が 大豆生田砦、獅子吼城の戦いで勝利を得た。（案内板より）
若神子城の「のろし台」
武田信玄の時代に若神子は、信州攻略の重要な中継拠点として、 度々信玄が陣立てを行った所である。この、のろし台は、 重要なのろし通信網の拠点であったと考えられ、町内各地にある、 のろし台の要になっていた場所である。信玄の時代、通信網は 国中に張り巡らされ、信州の川中島から甲府まで約2時間で 連絡できたという。町内に約2〜3kmの間隔で点々と約12箇所の、 のろし台がある。この距離は、天気の悪い時など、のろしが使えない 場合、代わりに鐘や太鼓で知らせる事の出来る距離である。 須玉町ののろし台の数は県下最多を誇る。（案内板より）
本丸跡
この部分は整備されてなくてよかった（＾＾）とてもいい雰囲気♪
景色（パノラマっぽく加工）

■若神子城 管理の方なのか、「お城跡なのに面影しか無い…。」ととても残念そうだった。 確かに、所々の面影に過ぎないような遺構。でも、それだけでも残っているし 説明板もちゃんとあって嬉しい（＾＾）公園化するのは仕方ないことだし（＾＾；） そういえば、えらくイチャつきカップルがいた。最初は「セッセッセーの〜」って 健全カップルだったんだけど、次に見た時には彼女が地べたに転がってて、 足を上に向けて、彼が彼女の股を開いてた。プロレス？それともイチャつき？

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