【高田城 その1】

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新潟県 高田城 にいがたけん たかだじょう
■高田城
■高田公園=見学自由
■高田城三重櫓=200円(開館時間=9時〜17時)
休館日=月曜(休日の時は翌日)、休日の翌日、
      年末年始
駐車場=無料駐車場(多々あり)(2010.7.29現在)
※'03.9.22&'06.7.31&'10.7.29の写真を使用。
住所=新潟県上越市本城町6-1
(上信越自動車道 上越高田IC〜県道85号〜県道579号を上越市街方面〜 大手町交差点右折〜高田公園) 春日山城からは、県道185号から県道579号(木田)を右折。 途中で、県道13号になるが直進、 高田公園の案内板に従い、途中県道38号になるが直進、 案内板に従って左折、少し先の右に駐車場。

高田城 (案内図をクリック→拡大)
高田城は慶長19年(1614)に、高田の菩提が原の地を主郭に徳川家康の 6男、越後太守松平忠輝の居城として 築城された75万石の大規模な近世城郭で、石垣や天守閣はなく、御殿を中心に 構成されている平城である。 築城は、幕府の命により国役普請で、仙台藩主伊達政宗ら 13大名によって行われ、関川・青田川・儀明川の流路を変え、 天然の地形を効果的に利用した。現在の外堀は関川の蛇行部を 利用し、現市営球場はかつて瓢箪曲輪といい、川の中洲であった。 防衛は堅固で、背後は関川、前面は青田川を以て防衛線とした。 城の広さは、本丸・二の丸・三の丸あわせて62.8haに達する。
天守閣を造らず、塁上には南西隅の三重矢倉を「御三階」と呼んで 城のシンボルとし、他に多門櫓2棟、矢倉台1ヵ所、御茶屋台1ヵ所 等が設けられていた。 この高田城も、寛文5年(1665)の高田地震、宝暦地震(1751)、 善光寺地震(1847)及び享和2年(1802)の火災等にあい、その都度 規模が縮小されたが、明治3年の火災によって御殿が焼失し、以後再建されなかった。
高田城は、慶長19年から8家18代の城主が交替し257年間続いたが明治4年に その幕を閉じた。 やがて明治41年(1908)には第13師団司令部が設置され、 城郭は一変したが、城郭の大半が残された。 現在東洋一と呼ばれる外堀の蓮は、明治初年に農業用に 植えられた物であり、日本の三代夜桜に挙げられている桜は、 明治40年代に第13師団司令部が設置された記念に、 在郷軍人会が植えられたものである。 (案内板より)
極楽橋
極楽橋は、徳川家康の六男・松平忠輝が慶長19年(1614)、 普請総裁・伊達政宗の指揮によって高田城が築城された際、 二の丸から本丸に通じる、内堀を渡る木橋として設けられたものである。 明治41年(1908)、陸軍第13師団が入城の際、土塁を切り開き、 埋め立てて陸続きにした。 文化財発掘調査により、橋の位置を確認し、上越市発足30周年 及び高田公園開園50周年を記念して復元された。 (上越市の案内板より)

(左)2003.9.22撮影。水面がきれいだなぁ♪
(下3枚)2006.7.31撮影。
(右)橋台の石。本丸側の橋台に使用されたと推定。
本丸
本丸は内堀(薬研堀)と塁に囲まれ、現状では堀幅40〜50m、平均水深 5m程あり、塁は高さ10m前後で総長約1,000m、石を用いず2ヵ所の内桝 形門と1ヵ所の内カギ形門を挟んだ囲み土塁である。 現在の本丸内郭跡は東西215m、南北228mの広さで、この中に城主の御殿や 多くの建物が存在していた。(案内板より)
(真ん中&右)本丸の土塁。(2006.7.31撮影)
高田城三重櫓
高田城三重櫓は、本丸南西隅の土塁上に構築され、 当時は「御三階櫓」と呼ばれて天守閣に変わる城の 象徴になっていたが、廃城後、明治19年ごろ取り壊された。 平成5年に復元されたこの三重櫓は、資料調査と発掘調査の成果を 充分ふまえて再建されたものである。 内容は三層三階で、東西5間(9.1m)、南北6間(10.9m) を基底とし、高さ15m程で概観は御殿風造りを基調としている。 屋根は1層・3層が入母屋、2層が寄棟形式で、1層・3層に 切妻屋根の出張りを付けている。 1階・2階は展示室で、3回は展望室になっている。櫓の東側に 付随して50m程の塀も同時に再建された。

(左)2006.7.31.夕方撮影。(右下)2010.7.29曇天撮影。
(左下&下真ん中)2003.9.22.朝撮影。青空が似合う!
三重櫓付随の塀
(左)土塁上から。(真ん中)三重櫓から。 (右)三重櫓から景色を眺めていたら、鳶が(^^) (2006.7.31撮影)

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