【犬山城 その1】

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愛知県 犬山城  あいちけん  いぬやまじょう
■犬山城(別名=白帝城)=500円
  (※犬山市文化史料館&からくり展示館共通)
入城時間=9時〜17時(入城は16時半迄)
休館日=年末。他。
駐車場=有料(キャッスルパーキング)200円
                     (2007.10.7現在)
※2007.10.7表記以外は、2007.2.11撮影のもの。
住所=犬山市犬山字北古券65-2
この時は、東名高速道路小牧I.Cより国道41号を北にずっと走って、 五郎丸交差点を左折、県道27号を北上し、駅西交差点を左折、 信号のある本町交差点を右折、突き当りを左折。 有料はそのまま真っすぐに行くと、左に駐車場。

犬山城 (小さい案内板の写真をクリック→拡大)
犬山城は天文6年(1537)に現在の位置に天守が造営され、 織田信長の叔父にあたる織田与次郎信康が城主となったが、 天文16年(1547)岐阜の稲葉山城で戦死、その子織田十郎左衛門信清が 城主となった。 小牧長久手合戦(1584)の際には、豊臣秀吉は大阪から12万余の大軍を 率いてこの城に入り、小牧山に陣を敷いた徳川家康と戦った。 その後、何代か城主がかわり文禄4年(1595)石川備前守光吉が守った。 慶長5年(1600)の関ヶ原合戦の後、小笠原和泉守吉次が入城した。 この石川、小笠原の手により、近世の犬山城が完成。 その後、平岩主計頭親吉の後、元和3年(1617)、徳川家康9男 義直の尾張入りに際して、すでに没した平岩氏に代わって、 傅役となった成瀬隼人正正成が、旧平岩氏附属の同心を家人として、 3万5千石を領した犬山城主となった。 以後、成瀬家は2代正虎、3代正親、4代正幸、5代正泰、6代正典、 7代正寿、8代正住、9代正肥と犬山城主を世襲するとともに、 代々尾張藩の筆頭家老を勤めた。 明治4年(1871)9代目正肥の時、廃藩置県で廃城となり、天守を除く他は殆ど 取り壊された。同24年濃尾震災で天守の東、南と西北の付櫓・城門 が壊れたので、同28年旧犬山藩主正肥に、城を修理するという条件で 譲られた唯一の個人所有になった。 その後、伊勢湾台風でも被害を受けたので、昭和36年から 昭和40年(1965)まで4年間かけて解体修理が行われた。 近世以降も、10代正雄、11代正勝、12代正俊と今日に至るまで、 成瀬氏が犬山城を所有してきたが、平成16年4月1日、財団法人「犬山城白帝文庫」 が設立され、城の所有者は個人から財団法人になった。 (案内板より・絵図は犬山市の案内板より) 
天守閣のライトアップ
木曽川を挟んで対岸から。写した場所が少し狭い場所で、道路を走る車が怖かった〜(^^;) しかも、振動があるし。
犬山城碑 赤い橋 空堀跡
大きな石碑。すぐ近くの赤い橋を渡って、犬山城へ。 その下には、ここへ来る前に通った空堀の道。(2007.10.7撮影)
中御門跡 矢来門跡&松の丸門跡 松の丸門跡
天守閣に向かう登城道の始めの門を 中御門と言い、近くに番所もあった。 (案内板より)
振り返って。 (2007.10.7撮影)
この位置に矢来門という門があり、 現在門礎の一部が残っている。 (案内板より) 礎石=矢来門跡。奥=松の丸門跡。 登城道から矢来門を通過し、天守閣または、 松の丸御殿に通じる松の丸門が この位置にあった。(案内板より)
矢来門跡横の空堀 黒門跡 道具櫓跡
ひょいと見ると空堀がある。 この位置に黒門があり、現在門礎が一つ残っている。 (案内板より)
(真ん中=右端に礎石)
黒門跡から石段へ… 石段(先には岩坂門跡) 桐の丸の宗門櫓跡
この日は城下で、市民マラソンがあって、こんな上まで 人がウロウロ。いなくなるのを待って写した(^^;)
御成櫓跡 杉の丸(器械櫓跡) 岩坂門跡
■岩坂門…登城道最後の坂を登りつめたこの位置 (入場券売り場の手前)に、岩坂門があった。 (案内板より)
小銃櫓跡 鉄門(本丸門)表&裏
■鉄門(本丸門)…登城道最後の本丸門入口の門で 外側が鉄で防御されていたので鉄門といわれていた。 (案内板より)   鉄門の左側に、小銃櫓の石垣がそびえている(^^) ※現在の本丸門と旧門は関係無し。
小銃櫓跡
本丸の南端に辺り守備上重要な櫓だった。 ※現在の櫓、永勝庵と旧櫓は関係無し。 (案内板より) (右=外側から)
弓矢櫓跡 千貫櫓跡 大砲櫓跡
売店付近の石垣の上。 天守の裏側に行けないので上から。 鉄門(本丸門)入って右側奥。
多聞櫓跡 七曲門跡(別名=見晴門) 内側から&外側から。
(左)七曲門跡手前。 (2枚)この位置に七曲門があり、現在門礎が多く残って旧状を 良く留めている。(案内板より)

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