長坂&長坂門跡 | ||
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長坂門は、本丸の玄関口である表門
(一の門)の前に設けられており、二
の門とも呼ばれていた。現在、久保田
城跡に唯一残っている御物頭御番所
がこれらを管理していた。長坂門の
名称は、二の丸から本丸へとのぼる
長い石段「長坂」にちなんで名付けられたものである。
(秋田市の標柱より)
(左)長坂。坂の横には土塁が♪ (右)長坂から二の丸方面を。 (左下)長坂を上がって、右折れの階段。 (下真ん中)桝形から左折れで長坂門。 (右下)長坂門跡を上から。礎石が残る♪ 写真正面の土塁は、櫓跡。 |
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御物頭御番所&桝形 | ||
御物頭は、秋田藩の行政機構の中では番方に属す役職であり、
配下の足軽を指揮して二の門(長坂門)の開閉及び城下一帯の
警備を担当した。御番所の南側14畳の部屋に物頭が詰めて
登城者を監視した。北側には7畳半の休息所や台所・便所があり、
中二階には8畳の部屋が配置されている。
「国典類抄」などの史料によれば、御物頭御番所は、
宝暦8年(1758)に焼失した後再建され、
安永7年(1778)以降の火災では類焼を免れたと考えられる
ことから、建築年代は18世紀後半と推定される。
久保田城内で、旧位置のまま今日まで残っている唯一の
建造物である。(秋田市の案内板より)
(左&左下)御物頭御番所。 (下真ん中)表門前の桝形。右に御物頭御番所。 (右下)御足軽番所跡かな。 |
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表門 | ||
表門は久保田城本丸の正門で、一の門とも呼ばれていた。
本丸の玄関口として警備上からも重要な地点とされており、
左手には門の警備と管理をする「御番頭局(ごばんがしらべや)」、
門の下手には侵入者を警戒する「御物頭御番所(おものがしらごばんしょ)」
を置いて厳重な守りを固めていた。久保田城は、慶長8年
(1603)に築城して翌年に完成し、
表門は元和8年(1622)に最初の建て替えが行われている。
その後、寛永10年(1633)、安永7年(1778)など
何度か火災に見舞われている。この門は、絵図などの文献資料や
発掘調査の成果をもとに再建したもので、構造は
木造二階建て瓦葺き櫓門であり、佐竹20万石の正門に
ふさわしい壮大なものとなっている。
(秋田市の案内板より)
(左&右)ライトアップ♪ (左下)表側。(下真ん中)本丸側から。(右下)礎石。 |
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裏門跡&裏門坂 | ||
二の丸から本丸へと続く門の1つで、主に夜間の出入りの際に
使用した重層門の跡。2度の大火で焼失し、そのつど再建され、
明治13年本丸の大火では焼け残ったが、移築・改修されて、
鱗勝院の山門になったと伝えられている。現在は柱をさせた
礎石が残っている。
(秋田市の標柱より)
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本丸 | |
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本丸は、最も高い所を削平や土盛をし、平らにして造られた。 東西65間(約117m)、南北120間(約215m)のほぼ 長方形を呈し、周囲には高さ4〜6間半(約7.3m〜11.8m)の 土塁を構築している。 本丸の建造物には、表門から入った正面に玄関が置かれ、 政庁である政務所が設けられており、池を配した中央部には藩主の 住居である本丸御殿があった。また、土塁の上を多聞長屋と板塀で 囲み、要所には隅櫓を置き、北西隅には兵具庫を兼ねた御隅櫓を 設けた。西南隅の土塁上には櫓座敷と呼ばれた書院風二階建ての 「御出し書院」が造られた。出入口は周囲に表門(一の門)、 裏門、埋門、帯曲輪門の四門に、御隅櫓に通じる切戸口があった。 (秋田市の案内板より・絵図も) |
御白洲方面 | 佐竹義堯公銅像 | 八幡秋田神社 |
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(左)表門付近から御白洲方面。 (真ん中)秋田藩最後の12代藩主。 銅像の周りが物々しく囲まれ、 廟所っぽい。 | ||
多門長屋跡 | 御出し書院跡 | 本丸の土塁 |
(左)多門長屋跡から御出し書院跡へ…。 (真ん中)標柱が無いけれど、ここかな? (右)本丸の土塁を。緑が素敵! | ||
埋門跡 | 多門長屋跡 | |
埋門は本丸の背面(西側)に設け
られ、土手を切って出入口とし、その
上に多門長屋を渡した一種の隠し門
。門は西曲輪の兵具蔵に通じ
ており、攻撃や防御、緊急避難
的な役割を果たしたと考えられる。
(秋田市の標柱より) (右)多門長屋跡から見下ろして。 |
埋門跡から多門長屋跡を歩いて、 北側へ進み、御隅櫓へ。縄張図 通りに、北西に膨れている(^^) |
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御隅櫓 | ||
久保田城内には、8ヶ所に御隅櫓あったが、
市制100周年を記念して、本丸の 北西隅、1番高い台地 (標高約45m)に位置した御隅櫓を復元した。 御隅櫓は、物見や武器の貯蔵庫などに使われていたもの である。資料と発掘 調査に基づき、当時の二階造りを基本とし、 その上に展望室を加えた。 (秋田市の案内板より) (左上)木が邪魔(^^;)1番最初の写真が、1番見えてるかも(笑) (左)違う角度からだと、見えているけど、近すぎて入りきらない〜(^^;) (上真ん中&右上)ライトアップ。 (下3枚)室内。縄張図や詳しい模型が見られるので、分かりやすい♪ |
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景色 | ||
(下)パノラマっぽく加工。 左が南方面。写っていない左側に、 鳥海山があるらしいけど、見えず。 正面が西方面で、右が北方面。 正面の薄い青い山が、男鹿半島。 (左)東方面。木ばっかり…(^^;) (右)パノラマの写真右側(北側)。 高い山が、大平山。 |
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