トロとまったり・tripのページ(大浜埼灯台 その1)

広島県 大浜埼灯台

ひろしまけん おおはまさきとうだい

■大浜埼灯台=見学自由(外観のみ)
■大浜埼灯台記念館
駐車場=無料駐車場

2009/5/1現在

住所=尾道市因島大浜町
この時は、瀬戸内しまなみ海道 因島北I.Cを下りて県道367号を重井方面へ左折。少し走って、県道366号を大浜方面へ右折。 そのままずっと走って行き(途中から国道だったかな?)、大きな恐竜を過ぎて、左側の因島大橋記念公園方面へ。 曲がると坂道があって、少し上がると右に駐車場があって、反対側に灯台へ向かう入口がある。

大浜埼灯台

■三原瀬戸の玄関口… 大浜埼灯台は、三原瀬戸を航行する船舶の安全を図るため、明治27年(1894)5月15日に点灯を開始した。 三原瀬戸は、強潮流で知られる来島海峡の迂回路として、備後灘から安芸灘に至る水路に百貫島灯台、 小佐木島灯台や高根島灯台など8基の灯台とともに同時期に建設されている。 この灯台は、明治43年(1910)4月に業務を停止し、通行船の状況や潮流の速さを船舶に通知する 「大浜埼船舶通行信号所」として、新たに業務を開始したが、昭和29年(1954)4月にこの業務を停止し、灯台の業務を再開している。

【施設の概要(周知板より)】
位置        北緯 34度21分28秒/東経 133度10分24秒
灯質        等明暗白光 明3秒暗3秒
光の強さ     3,500カンデラ
光達距離     11.5海里(約21km)
高さ        地上〜頂部 約9.3m/水面〜灯火 約18m

【左】タンカーが通っても絵になる(^^)
【右】因島大橋と一緒に♪

案内図

【左】駐車場にあった案内図。恐竜も描かれてる♪
【右】灯浮標の所まで下りた所にある案内図。

駐車場から入口方面
灯台へ向かう入口
大浜埼潮流信号所

鶯のきれいな鳴き声を聞きつつ、入口から緩やかな坂道を約3分位歩くと、大浜埼灯台記念館の上方に到着。

ガス貯気缶&因島大橋

■ガス貯気缶…灯台に使用される光源は、現在、全て電気である。 電気を使用する前にアセチレンガス(カーバイトに水を加えて発生するガス)を使用した時代があった。 この缶は、ガス発生器から出たアセチレンガスを蓄えておいたものである。(案内板より)

【左】大浜埼灯台の看板が暗い。
【右】背後に因島大橋がきれいに見える♪

信号柱(旗竿)

ビョ〜ンととっても長い(@@)

無線電信が普及する前は、船舶と陸地との更新は信号旗を使うことが多くあった。 万国船舶信号書(アルファベットのAからZまでの旗があり、この旗を組合わせ全世界で意味が分かる書物)により、 日本ばかりでなく外国の船舶や軍艦からの信号を受けた時は、この信号柱に国際信号旗を掲げて応答した。 現在では、無線電信や無線電話が発達し、使用している所は無い。(案内板より)

大浜埼灯台記念館(旧大浜埼船舶通航潮流信号所)

どの角度から見ても、おしゃれか感じ♪

瀬戸内海の三原瀬戸(布刈瀬戸)来島海峡、関門海峡は水路が狭く、 屈曲しており、潮の干満の時は潮流が速い為、船の操船が大変難しい所で知られていた。 今日のようにレーダーもなく、エンジンの馬力も小さく船の性能が良くない時代には、 できるだけ早く海峡付近を航行している船の状況や潮流の方向を確認する必要があった。 明治43年4月、この布刈瀬戸を航行する船舶のため、大浜埼船舶通航信号所 (布刈瀬戸の船舶交通の状況を昼間は建物の上にある三つの塔の横画に○、△及び□の印を出して、夜間は塔の上から光を出して船に知らせる。) と大浜埼潮流信号所(布刈瀬戸の潮流の方向を形象を掲げて知らせる)が設置され、その業務を行ったのがこの建物である。 昭和29年に廃止されたが、木造の建物として残っているのは大浜埼だけで、貴重な文化遺産ともいえる。(案内板より)

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