【九戸城 その2】

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本丸
ほぼ100m四方の方形の曲輪で西南、東南、西北の隅に櫓が 築かれており、東北隅は1段低い特別の区画となっている。 南側と東側は土塁が築かれ、土塁の両面は石積、 あるいは石垣が築かれている。また各土塁の一部には、 桝形と呼ばれるクランク状の屈曲が見られる、本丸と 二ノ丸を結ぶ虎口を形成している。 この他西南隅にも、三ノ丸方面に降りる虎口があったと 思われる。二ノ丸、松ノ丸とともに直線的な造りであり、 石垣とともに近世的な特色が強く現れている。 (案内碑より)
これも隅櫓跡の上から見たもの。晴れていたら もっときれいなんだろうなぁ。
虎口付近の井戸 本丸から三ノ丸方面 隅櫓跡
(左)順番が逆だけど、二ノ丸からの虎口付近の井戸。 (右)模型ではこの辺りが隅櫓跡…のはずなんだけどな(^^;)
本丸追手門跡&本丸から二ノ丸に架かる橋
二ノ丸から本丸へ入る虎口の1つで、追手門跡と呼ばれている。 南北双方から伸びる土塁がここでクランク状に屈曲しており、 桝形となっている。この桝形は戦国時代末期(16世紀後半)に、 特色的に見られる虎口の形態で、敵の軍勢が一挙に攻め込み にくい形の防御施設である。 (案内碑より)
(左=本丸から追手門跡への虎口。 真ん中=追手門跡。 右=本丸と二ノ丸に掛かる橋を二之丸側から。)
本丸と二ノ丸の間の堀
(左)本丸から二ノ丸に架かる橋から♪ (右)橋を渡って、二ノ丸側から本丸を。
どこから見ても、石垣や石積みが見られるし、 深い堀を取り巻く土塁の形も本当に素敵〜(^^)
二ノ丸搦手門跡(右=石沢館跡から)
二ノ丸から外館(石沢館)、若狭館、 三ノ丸方面への虎口跡である。城の表玄関にあたる 大手に対し、城の裏手を搦手といった。この付近から 外館前の堀底道を通り九戸城の裏側に当たる白鳥川まで、 小径が続いているが、これは当時からの古い道と考えられ、 九戸氏のもう1つの本拠地九戸村へも、こちら側から往来 してきたと思われる。(案内碑より)
搦手門跡付近から二ノ丸 その上は発掘調査中 二ノ丸の端っこ
(左)搦手門跡から石沢館に向かう右側。 (右)順番が違うけど、若狭館跡に向かう途中の二ノ丸のピョコッと出た所。
二ノ丸と石沢館の間の堀 ここから石沢館へ 石沢館から堀を見下ろす
搦手門跡から、次は石沢館跡だ〜って何気無く向かってたから、 左側の大きな堀に、おおっ!て感じだった(^^)
石沢館跡(外館…とだて) 若狭館
若狭館とともに曲線的な造りの曲輪である。 本丸、二ノ丸、松ノ丸が直線的で桝形や石垣を伴うなど、 近世的な特色が強く見られるのに対して、中世の城郭の たたずまいをよく残しており、青森県根城跡や浪岡城跡 などを構成する曲輪によく似ている。(案内碑より) 石沢館跡が整備されているから、若狭館にも向かったら、 ビックリするくらい草だらけ!説明板も見つからないし、 取り合えず、まともそうな場所を写した。

■九戸城
ここは、遺構部分に説明碑が置かれているし、整備もされていて散策がしやすい♪ まず九戸城までの道中に、パンフの入ったパンフレットボックスが立っている(^^;) 別に二ノ丸の事務所でも貰えるけど、恥ずかしがりのうちには便利なボックス(笑) その付近一帯は堀跡で、反対側に堀跡の説明碑、その向こうは松ノ丸なんだけど、 お墓が見えたのでパス…(^^;)ちなみに、二ノ丸に広い駐車場があるので嬉しい。 遺構では、東北最古と言われている石垣が残る堀は素敵(^^)その上の土塁から 城内がよく見渡せるのも気持ちがいい♪石沢館跡と二ノ丸との堀も大きくていいし、 土塁もいい感じ。若狭館は草で説明碑が見つけられなかったけど、散策は大満足!

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