末廣神社の手水鉢。確かに、大きかった! 角埋山の石ということで、角牟礼城見学で、巨石を見ているから、なるほど納得。 そういえば、末廣神社の写真を写して無かった。折角だから写せばよかった…。
巨大な巨岩をくりぬいたこの手水鉢は、角埋山の中腹から挽き寄せたと言われるが、 一体何人でこの巨石を引っ張ったのだろうか。石工には、石の粉一升を彫れば小銭一升を与えるとして奨励し、 彫らせたとも言われている。その前の2個の2段の踏み石(水を汲むための石)も巨大である。 鉢の容量は、7石(約1260L)。(玖珠ライオンズクラブの案内板より)
総ケヤキ、入母屋づくりの精巧な内殿を包むように外殿が覆っているので、鞘堂といわれている。 内殿は文政12年(1829)の完成とされ、7年間の歳月を費やしている。 鞘堂の北隅の柱に両側から梁材が通してある。よく見ると、そのほぞ穴の位置が、 両方とも同じ高さになっているが、それはありえない。 「満つれば欠ける」の意図で、完全を忌み嫌い、わざと矛盾を作った棟梁の気質が伝わってくるような気がする。 (ふるさと市町村圏基金事業の案内板より)
説明板を見てて気付いた。見所のほぞ穴を見てない…。残念(T_T)
「豊後国志」巻之七「角埋山」の項によると、久寿年間(1154〜56)に源為朝が、 城を角埋山に築きこれに拠るとある。為朝は13歳の時、父に追われ九州に勢力を張り、朝廷の召喚にも応じなかった。 為朝は強弓の名手として名高く、向かいの岩扇山から射た矢が、この石を貫いたと言われている。 (玖珠ライオンズクラブの案内板より)
【左】凄く立派な石垣!
【真ん中&右】桜の馬場の石垣を見上げて。こちらも素敵♪もう、普通に石垣の城って感じ…。
深さは七十三尋といい、中程に三間(約6m)四方位の広い所がある。 そこから抜け穴が通じていると伝えられている。 この井戸は大正10年の大洪水で破壊し、資金難から埋め立てることになったが、 これに反対した元小学校長宿利政太氏は、一般有志に呼びかけ種々奔走して、 ついに昭和4年758円余りを費やしてようやく復旧させた。(玖珠ライオンズクラブの案内板より)
【左】祀られている。
【真ん中】玉濃井への道。石垣が凄く素敵♪
【右】玉濃井の後ろにある夫婦杉。樹齢約300年。
森藩の記録には、「紅葉の御茶屋」と記されており、天保2年(1821)に完成。 真言宗の高僧「不退堂(ふたいどう)」によって栖鳳楼と名付けられた。 神社祭典の為の参篭(さんろう…御通夜)や、月見・花見の宴等にも使用されていた。 二階からの眺望は、素晴らしく、お城の天守閣の趣をなしている。 1階は御茶屋風になっており、その庭園は久重連山や城下町の遠景を取り入れたもので、豪華な飛石が配置されている。 (ふるさと市町村圏基金事業の案内板より)
【真ん中&右】栖鳳楼の下側の石垣。まさに城〜♪
【左】清水御門側から見上げて。格好いい石垣!
【真ん中】アップで♪
【右】石垣側から清水御門方面。急な石段!
この辺りが、お城仕立ての境内の表玄関。門を通り抜け石段を上がると、 玉濃井(井戸)があり、桜の馬場を通って、三島宮(末廣神社)の拝殿前に到着する。 (ふるさと市町村圏基金事業の案内板より)
【真ん中】門の下方は堀。
【右】角度を変えて。城下だけあって細い道。
清水御門に向って左側の土手からは、年中涸れることなく清水がわき出ている。 この清水は「玉水」と名付けられ、お茶を立てるのに、適した水といわれている。 玉水の上の広場には、清水茶屋があった。(ふるさと市町村圏基金事業の案内板より)
【左&真ん中】清水茶屋。清水御門の内側から、清水茶屋跡へ。
【右】清水御門前庭&玉水。清水御門に向かって左側。こちらもちょっとした庭園。
この自然石の常夜燈は、日本一と称されている。竿に「文政十三庚寅年(1830)秋八月建立」とある。 8代藩主久留島通嘉(みちよし)が、参勤交代の途中、東海道の宿場で、自然石日本一と言う石燈籠を見て、それ以上の物を所望して作らせたと言われている。 笠石は六畳敷の大きさで、竿石の正面に彫られた常夜燈の三文字の中には、米一俵が入ると伝えられている。(玖珠ライオンズクラブの案内板より)
清水御門の近くで、ポツンとある。中途半端に開いてるのはなぜ…。
【左】外側。
【真ん中】内側。
【右】横から。
角牟礼城へ向かう為、高速を下りて見えた道の駅が可愛くて、久留島陣屋の見学後、寄ってみた。
そういえば、高速を走っていると、赤鬼が立っていたので、「?」と思っていたけど、
道の駅の桃太郎達を見て納得(^^)それにしても、赤鬼はリアルに怖い(笑)
ちなみに、ラスクを購入。美味しかった♪
【左】桃太郎!鬼退治に行くぞ〜♪
【真ん中】左は浦島太郎、右は金太郎。カメが可愛い♪
【右】離れた場所に、鬼!
久留島陣屋 2011.4.30記
たくさんの石垣が見る事が出来て、大満足!
それにしても、本当に石垣のお城が欲しかったんだろうなぁ(^^;)
誰もが、そう思わずにはいられないくらい立派な出来具合だし…。
ところで、「日本一」物が多い(^^;)日本一にこだわりがあるのかな。
それはさておき、門や庭園もあるし、かなり楽しめる城跡だった(^^)
ちなみに、見学時間は約35分。