【春日山城 その3】

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・・・ものがたり館&史跡広場(全部2006.7.31撮影)・・・ 

ものがたり館
春日山城は戦国時代の武将、上杉謙信の居城として著名な山城で、 全国でも最大規模の中世城郭として広く知られている。 最大の特徴は山城の東裾野に竪物堀(けんもつぼり)と 呼ばれる総構が築かれていることである。 山城だけ築くのではなく、裾野に水堀を持つ貴重な遺跡である。 春日山は約2km四方に遺構が分布しているため、一度に全体を 見渡すことができない。現在地は城の最も北端の入口にあたり、 府中(直江津)に最も近い位置で、楼門(櫓門などとも書かれる。) があったとされている。(上越市の案内板より)

  館内ではビデオや、春日山城の縄張図など楽しめるので、オススメ(^^)
桜門跡 竪物堀(けんもつぼり)
竪物堀と呼ばれる堀で、深さは約170cmもあった。 堀の底にはたくさんの板切れが腐らず溜まっていて、 水堀だったことがわかった。板切れは薄い長方形で、 土塁の上に屋根を板で葺いた建物(塀など)が建てられて いたものと推測されている。 これらの板と一緒に大きな材木も出土した。 材木は土塁側の端が見つかったが、もう一方は舗装道路の 下になっていたため、調査が出来ず、全体の長さはわかっていない。 この木材は、端が斜めに切られたり、抉り込みがあって、 全体にやや湾曲していることから、建物の梁とも考えられている。 なお、楼門の入口は発掘調査の結果、木橋ではなく、 土で造られた橋である可能性が強い。この付近の地名が、 土橋ということも、それを裏付けている。(案内より)
土塁(内側から)&史跡広場
夏真っ盛りで暑いけど、「すぐ見終えちゃうかな。」と、 汗を拭くタオルを車に置いて見学したら、汗だくに〜(^^;)
東城砦 東城砦の番小屋
春日山城跡で確認されている建物の大半が、掘立柱建物跡と 呼ばれる、穴を掘って柱を埋め込んで建てたものである。 この建物は桁行が3間、梁間が2間で、約6坪の広さであった。 建物の土塁側には雨落ち溝が巡らされていて、土塁から 流れ込む雨が建物の中に入り込まないような工夫がなされていた。 建物の近くでは、井戸も見つかっている。(案内より)
溝の曲りと土留めの板柵
現在地は楼門を入ってすぐの区画である。西に沢を控えているため、 東西に幹線的な排水路がつくられていた。 排水路は、ここからほぼ直角に北に延びていて、土留めのための 板柵も見つかっている。楼門に至る溝は幹線より浅く、門からは 排水していないようである。土塁に沿った排水路に沿って、 玉砂利を敷いた道が作られていた。(案内より)
道と溝 奥から楼門方面
楼門から入って山城部分へ向かう道路で、道幅が約3mと 整備区域内では幅も広く、砂利も敷き詰められ、幹線道路に ふさわしい道であった。道路の両脇には幅が約1mの側溝が つくられていて、道に敷かれた砂利が溝に流れ込んでいる ことが確認されている。このことは道の脇には、土留め などが無かったことを示している。なお、道は中央部が やや高くなっていて、両側の側溝に排水できるようになっていた。 (案内より) 春日山城の後はきつくて…(^^;)
上杉軍の「毘」 関東管領の旗も 春日城跡全体模型

■春日山城…2006.7.31記
2度目の春日山城(^^)以前、行かなかった景勝公の方面を 散策。今回は薄雲がかかった天気だったから、真夏の山城を 登るにはちょうどいい感じ。景色は霞がちだったけどね(^^;) 草も刈っていて歩きやす〜い♪と進んでいたら、奥は「!」の 所も(笑)気持ちよく大手道を歩いていると、途中、デジカメの シャッターが下りない!なにかの力が働いたみたい…(^^;) その後、曇りだして、蒸してきて、駐車場までがきつかった。 だけど、春日山城を満喫できて大満足の、散策が出来た♪

■春日山城…2003.9.22記
晴天で、風も気持ちよく絶好の山登り!春日山城は跡が残っているだけだけど、山そのものを歩き、 その場所を知る事が出来て嬉しい限り。でも、登りやすい靴を!どのコースでも約1時間はかかる。
夢中で歩いたから実感無かったけど(笑)あと、山にはトイレが無いので、トイレは先に行っておく! これは大事っ(^^)謙信公銅像の近くの茶店の付近に、トイレがあるよ(^^)
  (写真=炎の蜃気楼でもおなじみの直江津駅。連載終了したから、分かる人も少ないかな?)

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