トロとまったり・tripのページ(佐賀城 その9)

佐賀(嘉)城南堀の石垣

佐賀城は、龍造寺の居城・村中城を拡張して築かれたもので、慶長7年(1602)本丸の建築に始まり、 慶長16年まで10年の歳月を費やして完成した。 佐賀城は、典型的な平城(平地に築いた城)である。 高い石垣は天守閣付近のみで、周りは堀と土塁をめぐらして守りとした。 堀には石垣の護岸があり、この造り方は、佐賀地方の軟弱地盤に対する工夫として、 基底部に沈下防止の松丸太2本を敷き、その上に石垣を築き、さらに最下部の石がせり出すのを留める為、 前面を角杭(約3m)でおさえる工夫がとられている。使われている赤石は、多久市納所産と言われており、 佐賀城の堀割や水路の護岸によく用いられている石垣の1つで、加工しやすい特質をもっている。 この石垣は、南堀の南岸の石垣の一部で、この地点から西方約19mの道路下に築かれていたものを、 一部移築したものである。(佐賀県の案内板より)

南濠

【左】佐賀城南堀の石垣を背後に南濠。
【真ん中】本丸通りから西方面。
【右】堀の蓮のツボミ♪淡いピンク色がきれい。

【左】本丸通りから東方面。
【真ん中】南西隅櫓台から南側。
【右】南濠を東側から西方面(本丸通り方面)。 あまり変わり映えはしないな(^^;)

赤松小学校

【左】小学校北側の鯱の門を模した校門。
【真ん中】小学校南側の堀。
【右】小学校南東から東の堀。

佐賀駅&反射炉の模型

移動中の車から急いで反射炉の模型を写した(^^) ちなみに、反射炉は佐賀藩10代藩主鍋島直正が造らせたもの。 韮山、薩摩、萩等でも建造。佐賀城本丸歴史館で、反射炉が紹介されている。

佐賀城 2013.6.22記

最初、鯱の門が開いてライトアップが見られると知らず、裏側から覗く感じで凄く怪しい人に(笑) その後、鯱の門へ回ってみると、開いていて拍子抜け(^^;) 鯱の門を眺めていると、屋根の上を猫が歩いていて、ほっこり〜(^^) 本丸御殿のライトアップも素敵だった♪ 日中の佐賀城の見学も、想像していたより凄く良かった! 長い石垣や土塁、天守台、本丸御殿はとても素敵で、本丸御殿内でのガイドも凄く勉強になった。 周囲の水堀も幅が広くてビックリしたし、4つの門跡巡り等、いろいろ楽しめた(^^) ちなみに見学時間は、3時間40分。(散策ついでに、水ヶ江城も含む。)
(写真)発掘調査で、龍造寺氏の村中城関連建物が発見されたそう! この辺りかな?

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