トロとまったり・tripのページ(福岡城 その5)

南丸・多聞櫓(北西の隅櫓・平櫓・南西の隅櫓)

櫓は、南西隅にある二重二階切妻造り隅櫓と、それに連接して桁行三十間分続く平櫓である。 建築年代は明らかではない。一部には近世初期に遡ると思われる部材を用いているが、殆どが後世の改修を受け、平櫓は嘉永6年(1853)から翌7年にかけて建て替えられている。 (戦後、現在の西日本短期大学の学生寮として使われたこともあった。)一般に多聞櫓は防御の為の長塀であり、平素は倉庫などに利用していた物といわれている。 部屋の内部は突き抜けの状態が普通とされているが、この多聞櫓は十六の小部屋に独立しており、石落としのみで城外を見る窓が無い部屋もある。 また建物の軒先を支えている方杖と端隠し板で垂木口を隠す工法は福岡城の特徴とされ、古式を留めた城郭建築の美しさを備えている。(福岡市教育委員会の案内板より)

【3枚=2004/8/13撮影】 下側から見た多聞櫓で、左から北西の隅櫓(左上の写真)、平櫓(左の写真)、南西の隅櫓(右の写真)と続く。

南丸・多聞櫓・南西の隅櫓

【左】南西下側から見上げて。
【真ん中】西側から。木が…。
【右】南下側から。やっぱり木が(^^;)

【左&真ん中】南丸側から東面。
【左】2004/8/13撮影。裏からの複雑な感じが面白い。
【真ん中】前回と比べてみると、壁の剥げやヒビが目立つ…。
【右】瓦には、黒田家の藤巴紋。

南丸・多聞櫓・平櫓

【左】北西の隅櫓方面。
【真ん中】南丸から。前回よりは屋根が見えた…。
【右】南丸から。(2004/8/13撮影)

南丸・多聞櫓・北西の隅櫓

【左】西側下から見上げて。
【真ん中】高石垣が素敵〜。
【右】北西側から。ス〜ッと続く姿を見るのは気持ちがいい。

【左】南丸側。木で隠れ気味。
【右】南丸側。近付いて(^^)

追廻橋跡付近の濠(6号濠)

【左】濠の側の福岡城跡の碑。
【真ん中】濠に架かる木橋。
【右】古絵図によると追廻橋跡はこっち?

【左】蓮のツボミに、シオカラトンボが(^^)
【真ん中】サギがキョトンとした顔で歩いていた。
【右】泳ぐ亀♪

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